【新日本プロレス】[序盤を無料公開!]辻陽太×上村優也の初対談が実現!いま二人がシングルしたい相手とは? 野毛道場の若獅子が思いの丈を激語り!(前編)

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【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

野毛道場で切磋琢磨するヤングライオン・辻陽太選手と上村優也選手の初対談が実現。

入門当初と現在のおたがいの印象とは? そして、両者がシングルしたい相手について激語り!

撮影/山本正二


※以下、辻陽太選手×上村優也選手対談(前編)の序盤を無料公開!

上村「会場とかでも『辻!』っていう声援が多いわけですよ」辻「ボクからしたら『上村〜!』って女性の声援が多いと思います」

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

――さて、辻選手、上村選手。今回は初めての対談となりますが、まず入門当初と現在おたがいの印象は?

辻 入門の日も時間も一緒なんですけど、当時の印象は「とにかく体力がある人だな」と。それはもちろんいまも思ってますけど。

――具体的に体力があるというのは?

辻 同じメニューをやっても、自分はヘトヘトなのに上村さんは全然余裕な感じでしたね。ボクも日体大(日本体育大学)を出てて、ずっとアメフトやっていたので、そこそこ体力がある方だと思ってたんですけど、最初の3日間で「上村さんには敵わないな」と思いましたね。

上村 いやいや、ただの根性でしかないですよ。あとはレスリングをやってたっていうのが大きいと思います。

辻 でも、その気持ちで乗り切れるっていうのは凄いですよ。

――上村選手は体力があると言われてますが、逆に辻選手の印象はいかがですか?

上村 最初のテストの時、マット運動が凄くて、その印象が強かったですね。

――最初からマットは得意だったんですか?

辻 中には体重が増えてできなくなったものもあります。

――そんな印象から始まったお二人ですが、現在の印象はいかがですか?

辻 練習生の頃とは身体つきが全然違うので、そこが印象としては一番変わりましたね。

上村 いや〜、まだまだですね。全然、満足できてないです!

――上村選手は昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』以降から大躍進してる印象もありますが。

上村 自分のなかでやってることはずっと変わってないと思うんですけど、野毛道場の選手のほかに、LA道場の選手がやって来たり、気持ち的には「負けてられないな」っていうのはありますね。

――ご自身のなかで変わったと思う点としては、LA道場の存在が大きいですか?

上村 そうですね。あとは、去年の4月、5月ぐらいで急激に体重が増えて、それから凄い動きが良くなって自信になりましたね。

――辻選手から見て変わったなと感じましたか?

辻 感じましたね。やっぱり、『ヤングライオン杯』の時から上村さんは変わったと思います。

――具体的には?

辻 上村さんはリングであんまり感情を出さなかったんですけど、それを機に感情が表に出るようになったなと感じましたね。あっ、なんか上から目線な言い方でスイマセン(笑)。

――実際、上村選手の頑張りにハッパをかけられますか?

辻 そうですね。もちろん、そういうのもあるんですけど、「上村さん、凄いな!」って思いますし、凄い刺激になりますね。

――逆に上村選手がいかがですか?

上村 メチャクチャありますね。たとえば、会場とかでも「辻!」っていう声援が多いわけですよ。

辻 イヤイヤ、それは「辻!」が呼びやすいだけですよ(笑)。ボクからしたら、上村さんの方が黄色い声援が多い気がしますよ。ボクは野太い声の「辻!」が多いですけど、上村さんは「上村〜!」って女性の声援が多いと思います。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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