芝1400m実績が重要なフィリーズレビューを展望
【2019/11/16 東京6R 1勝クラス 1着 4番 アヌラーダプラ】
人気別成績
■表1 【人気別成績】
枠番別成績
■表2 【枠番別成績】
馬体重別成績
■表3 【馬体重別成績】
前走人気別成績
■表4 【前走人気別成績】
基本的には前走5番人気までと述べたが、前走6〜9番人気や10番人気以下で好走した馬も計6頭いる。このうち4頭には前走が阪神JFという共通項があるので、狙うとすればここだろう。
芝1400mの実績別成績
■表5 【芝1400mの実績別成績】
前走距離別成績(芝のみ)
■表6 【前走距離別成績(芝のみ)】
なお、距離を問わず前走ダートの場合は【0.0.1.19】という成績。13年3着のティズトレメンダスが唯一の好走例となっている。
芝1400m実績なしの1〜3着馬一覧
■表7 【芝1400m実績なしの1〜3着馬一覧】
【結論】
まずは芝1400m実績を持つ馬から。アヌラーダプラは勝ち馬が多い前走1番人気で、より好走率が高い前走芝1600m。前走時464キロと馬体重も十分で、好条件が揃っている。ほかにカリオストロ、シャレード(※)、ナイントゥファイブ(※)、ミズリーナ(※)の4頭も該当する。
芝1400m実績を持たない馬では、前述の条件に加えて、父が非サンデー系の馬の好走が多い。該当するのはデンタルバルーンで、母の父も非サンデー系という血統だ。
最後に前走が阪神JFだった馬は、そこで6番人気以下でも好走するケースがあった。今年該当するのはヤマカツマーメイド、ルーチェデラヴィタ、ボンボヤージ(※)で、この3頭にもチャンスはありそうだ。
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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