JLPGAスペシャルレッスン 第1回 福嶋浩子のキホン 1
【一般社団法人日本女子プロゴルフ協会】
ゴルフは自分自身の感覚を伝えるのがすごく難しい。感覚をどう言葉で表現するかを、ティーチング資格を取ったことがきっかけで、基本から学ぶことができました。故障で4年間、ツアーから離れていた際、ティーチング資格を取得。ケガが癒えて復帰してから、不思議なぐらいに、苦しかったゴルフ感が一変しました。別の角度から、客観的にとらえられるようになった。しかも、念願のツアー優勝を手中にできたのです。
いったい、従来と何が違っていたのでしょう。それは、とてもシンプルで基本を知っていたか、知らないかだけでした。基本を学べたことは、ゴルフ人生の転機。不調になった時、いつでも帰るところがある。つまり基本へ戻るわけです。今回、特に私が宝物のように感じる、3つのポイントを皆さんにお伝えしましょう。
《ポイント1・リーディングエッジの向き》
【一般社団法人日本女子プロゴルフ協会】
《ポイント2・クラブを寝かす》
【一般社団法人日本女子プロゴルフ協会】
1通常のセットアップ
2クラブを後ろへ寝かせ、どのぐらいボールの高さを出したいかをイメージする
3このグリップの位置では打てない。4の位置へ体を移動
4グリップの正面へ体を移動。手と体の位置関係は1と同じ
【一般社団法人日本女子プロゴルフ協会】
《ポイント3・手と体の位置関係》
次回はボールを低く転がす、ランニングアプローチについてお話しいたします。
=つづく
ふくしま・ひろこ 1977年8月30日 神奈川県横浜市出身
姉・晃子に刺激を受けて13歳でゴルフをスタート。プロを目指し、サンディエゴ州立大学へ進学。肩の故障で一時、プロ入りを諦め、姉のマネージャー、キャディーを務める。一方で、JLPGAのティーチングプロライセンス取得に挑戦。7年かけてA級資格を取得。ツアープレーヤーとしてもデビューし、2016年サイバーエージェントレディスでJLPGAツアー初優勝を飾った。
協力:木更津グリーンヒルゴルフ練習場
(構成=森谷 清)
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