日韓のカップウィナーが激突 この勝敗がグループGのカギを握る
【VISSEL KOBE】
ACL初戦でハットトリックを達成した小川慶治朗 【VISSEL KOBE】
試合を控える水原ワールドカップスタジアム 【VISSEL KOBE】
前日練習で軽快な動きを見せる西大伍 【VISSEL KOBE】
中でも注目選手は、2018年のFIFAワールドカップロシア大会に出場した左サイドバックのホン チョルと、昨シーズンKリーグ1得点王アダム タガートの2人。ともに昨シーズンのK リーグ1ベストイレブンに選出されており、2人のホットラインはヴィッセル神戸の守備陣を苦しめる可能性がある。ホン チョルと鹿島アントラーズ時代にACL制覇を経験する西大伍のマッチアップは、一つの見どころと言えそうだ。
前日練習開始時で気温はマイナス1℃ 寒さへの対策も試合のカギになりそうだ 【VISSEL KOBE】
また、前節を体調不良で欠場した山口蛍も2月15日のメディア公開練習では元気な姿を見せている。クラブにとって初のACLアウェーゲームは、万全の体制で迎えられそうだ。
水原三星相手にもゴールが期待される小川慶治朗 【VISSEL KOBE】
「ACL初戦を勝利できたことはクラブにとって歴史的なことですし、ハットトリックは個人的にもうれしい。でも、まだ大会は始まったばかりですし、アジアのタイトルを取るためには一つ一つの試合が大切になってくる。次の対戦は韓国のチームですし、手強い相手だと思います。これを勝つことで、初戦の勝利がやっと意味を持つと思います」
ジョホール ダルル タクジム戦で小川の2点目をアシストした酒井高徳も、今回の水原三星ブルーウィングス戦を重要な一戦と位置付けている。
「初戦はホームで戦えたので、正直、ACL感というのはあまりなかった。でも、アウェーはどこが相手でも難しさはあると思いますし、アウェーで自分たちの力が出せないと厳しいと思います。そういう意味では、次の試合が本当のACLの戦いになるのかなと思います」
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とはいえ、ヴィッセル神戸が目指すのは、あくまで自分たちのスタイルを貫くこと。前線からハイプレスをかけ、できるだけ相手陣内でボールポゼッションしながらゲームの指導権を握るサッカー。そして効果的にゴールを挙げ、勝利へと結びつける。その方向性はアジアでも、国内でも変わらない。
ACL のアウェー戦という過酷な状況で自らのスタイルを貫ければ、国内外のタイトルも自ずと見えてくるに違いない。水原三星ブルーウィングス戦は、今シーズンのヴィッセル神戸を占う意味でも注目の一戦となる。
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