千葉ロッテマリーンズ石垣島キャンプ日記(2月4日)

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【千葉ロッテマリーンズ井口資仁監督】

 石垣島キャンプ第1クールが終わった。4日間ともに晴天に見舞われマリーンズは最高のスタートを切った。若手選手の躍動が目立つ第1クールとなった。その中でも井口資仁監督の目についたのは安田尚憲内野手、藤原恭大外野手だった。

 「しっかりと成長してくれている。安田と藤原はともにドラフト1位。2人とも将来、チームを引っ張る存在として期待している。そんな選手になるのだろうなあと思いながら練習を見ていた」と指揮官は目を細めながら口にした。

 強い陽射しが差し込むメイン球場で、安田が力強いスイングを繰り返した。その横で藤原が鋭い振りでボールを捉える。熱の入った特打は続いた。「藤原に負けるわけにはいかない」とばかりに安田が強烈な当たりを連発すると藤原も一つ年上の先輩に負けるものかシャープなスイングでボールをはじき返す。井口監督はその光景を頼もしそうに見続けた。

 「安田からは3年目の今年に賭ける想いを感じる。グラウンドでは積極的。いい声が出ている。藤原も打ち込んでバットを振ってきたことが良く分かる。打球が変わった。しっかり捉えられるようになっている。一年でしっかりと成長してくれている」と井口監督。

 第2クールから実戦形式の練習も増える。8日、9日は台湾プロ野球チーム 楽天モンキーズとの練習試合も組まれている。本格的な競争がいよいよ始まる。その中で期待のドラフト1位コンビがどのような進化した姿を世に見せるのか。ファンだけではなく指揮官も注目をしている。

文 千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章
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