【JリーグYBCルヴァンカップ C大阪 vs 松本】JリーグYBCルヴァンカップが開幕。結果、内容とともに、若き力の萌芽にも注目

セレッソ大阪
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【©?CEREZO OSAKA】

いよいよ開幕する2020年のJリーグ。その幕開けは、JリーグYBCルヴァンカップ。グループステージ第1節が一斉開催される16日、セレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居に松本山雅FCを迎え、今季最初の公式戦に挑む。

9日に行われた京都サンガF.C.とのプレシーズンマッチは3-2で勝利したセレッソ。新戦力の坂元達裕が先制点を挙げれば、ケガから復活を遂げた都倉賢が決勝ゴールと収穫も多い一戦となった。もっとも、チーム2点目を決めた奥埜博亮が「もっと良くしていける」と内容面での向上に言及すれば、主将の清武弘嗣も、「チャンスの数を考えればもっと点も取れたし、守備でも2失点している」と勝って兜の緒を締めた。

リーグ開幕を1週間後に控え、“既存選手と新戦力の融合”や“攻撃の質の向上”といったテーマをさらに深めていくとともに、結果もシビアに求めていくことになるルヴァンカップ グループステージ第1節だが、未来ある若手選手の躍動も、この大会の醍醐味。

ルーキーイヤーの昨年、グループステージ第1節・大分トリニータ戦で先発して好プレーを披露した瀬古歩夢は、その後はリーグ戦でも先発を掴むなど、まさにルヴァンカップを契機に飛躍を遂げた。桐光学園高在学中の昨年、Jリーグ特別指定選手としてセレッソデビューを果たした西川潤も、今季も注目の一人。「昨年は特別指定として出ましたが、今年は、その時とはまた違う責任感があります。プロの世界で結果を残すことが大事なので、結果を出せるように、いい準備をしていきたい」と引き締まった表情で試合を見据えた。

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また、16年7月にセレッソへ加入したGKアン ジュンスにとっては、出場すれば、セレッソのトップチームの選手としては公式戦デビューとなる。「トップチームでの公式戦は初めてになるけど、いつも通り、練習でやってきたことを出すことが大事。4年間、準備してきたことをしっかり出したい」と、コツコツ蓄えてきた力を大舞台で発揮することを誓った。
(文=小田尚史)

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