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投内連係でも軽快な動きを見せるなど、キャンプを順調に過ごしている大阪ガスの阪本大樹投手(写真=松橋隆樹)。

【週刊グランドスラム30】春季キャンプを順調に過ごす大阪ガスのエース・阪本大樹のちょっといい話

公益財団法人 日本野球連盟

 ライターの楊 順行さんとのペアで今月4日にスタートした春季キャンプ取材は、東海地区で4チームを取材してから新幹線とレンタカーを乗り継いで和歌山に入り、一昨年の都市対抗初優勝に続いて昨年の日本選手権でも初優勝を果たした大阪ガスのキャンプを訪れた。
 二大大会の優勝だけでなく、都市対抗で.524の高打率をマークし、首位打者賞と橋戸賞を獲得した近本光司は、阪神へ入団してルーキーだった昨年、長嶋茂雄さんの持つ新人最多安打のセ・リーグ記録を61年ぶりに更新して話題に。さらに、今年は小深田大翔が東北楽天に入団と、2年続けて主力選手をドラフト1位でプロへ送り出している。
 今回は、昨年の日本選手権で一回戦から決勝までの5試合中4試合に登板して防御率0.60という脅威的な活躍を見せ、最高殊勲選手賞を獲得し、プロ入りを目指して直向きに努力する3年目の阪本大樹に迫った。
 小学5年生でソフトボールから硬式野球に転じ、それからずっと投手ひと筋の阪本は、履正社高時代は1年秋からベンチ入りし、2年春と3年春に甲子園に出場。関大では3年から主戦として注目を集め、4年秋には62回連続無失点をマークして優勝に貢献し、最優秀選手、最優秀投手、ベストナインなどの個人賞を獲得した。
 だが、大阪ガスへ入社して社会人の打者と対戦すると、「真っ直ぐが走っていなければ抑えられないし、ボール球も振ってくれない」と、レベルの高さに戸惑ったという。都市対抗では2試合に先発するなど初優勝に貢献したが、自分の投球内容に満足できなかったこともあり、1年目の秋から2年目にかけては持ち味の制球力と逃げない投球をもう一度、強く意識するようにした。

2並びの2月22日には人生の新たなスタートを切る

 常に投手有利のカウントに持ち込み、早目に勝負する。堅い守備をバックに、攻撃につながるリズムを心がけた結果、日本選手権でイメージ通りの投球ができたという。2月5日から和歌山県の田辺スポーツパーク野球場で実施されている今春のキャンプでも順調に仕上がっており、「チームの目標は日本選手権連覇と都市対抗制覇ですが、個人の目標は一年を通して安定した活躍をして、登板する公式戦は全部勝つことです」と、力強く宣言してくれた。
 さらに、今月下旬には男として人生の勝負に打って出る。
「2月22日に入籍します。今年は令和2年ですので、2並びということで。しかも、大安だったので、2人でこの日に決めました」と、照れながら打ち明けてくれた。今季も注目を浴びるであろう阪本がマウンドでも勝負する姿を、しっかり見届けたいと思う。
(文=松橋隆樹)

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1949年に設立した社会人野球を統轄する(公財)日本野球連盟の公式アカウントです。全国の企業、クラブチームが所属し、中学硬式や女子野球の団体も加盟しています。1993年から刊行している社会人野球オフィシャル・ガイド『グランドスラム』の編集部と連携し、都市対抗野球大会をはじめ、社会人野球の魅力や様々な情報を、毎週金曜日に更新する『週刊グランドスラム』などでお届けします。

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