<国内男子ゴルフ>新・選手会長のお仕事シリーズ第2弾

チーム・協会

【今日も日帰り出張です。】

時松隆光(ときまつりゅうこう)が、2度目の日帰り出張に臨んだ。先月29日のチャリティ寄贈式以来の”公務”は新規トーナメントの主催者訪問。

加盟店を含めて全国400店舗を抱える用品ショップチェーンの「ゴルフパートナー」が7月に、日本初のプロアマ形式戦「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント(茨城県・取手国際GC)」を開催する。
全国の支店長が、2月12日に都内に介して行われた同社の営業会議に出席して大会の周知を図り、主催者のみなさんとの懇親と結束を深めるのが、今回の新・選手会長の”お仕事”。

会議の冒頭では同社の今季の営業目標や、販売戦略が話し合われるなど、通常のファンイベントとは一線を画す雰囲気の中で、新・選手会理事の堀川未来夢(ほりかわみくむ)をお供に登壇。約400人の社員さんの前で、大会に賭ける意気込みなどを語った。

先月23日の就任から、この日で22日目。
「遼さんから選手会長のバトンは受け取りましたがプレッシャーはある。遼さんほどの力もなく、がっかりされておられる方もいると思う…」と、舞台袖ではつい弱音もこぼれた。
すかさず心強い援護が飛んだ。
「確かに遼さんのネームバリューはすごいけど、ゲンちゃん(時松の愛称)が、遼さんになる必要はない。ゲンちゃんにしかできないことがあるはずだし、ゲンちゃんはゲンちゃんの色を出していけばいい」と、ひとつ年上の堀川に熱く励まされて勇気を奮い立たせた。

プロとアマが共にラウンドしながら勝者を決めるトーナメントは米ツアーでは、「AT&Tペブルビーチプロアマ」がお馴染みだが日本では初フォーマット。
ユニークな異色試合は東京五輪の3週前に、そのベールを脱ぐ。
「普段はロープの外からでしかお見せできないプレーを間近でやらせていただける。大会を通じて、男子も女子に負けていないとアピールできるチャンスをいただいた。一緒に回った方が、みな男子ゴルフのファンになってくださるようなプレーを目指したい」と、大勢の主催者のみなさんの前で力強く語った時松。
五輪の直前こそ、新・選手会長が率先して男子ゴルフの結束力を見せつけたい。
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