【日本野球連盟公式サポ通信】社会人野球合宿所”チカラめし“(JX-ENEOS編)
【明るいエネオスの選手たち。みんなで食事をしながらコミュニケーションをとっているそうです】
社会人野球のちょっと裏側をお伝えする「日本野球連盟公式サポーター通信」第3回目です。月1連載の大人気企画「社会人野球合宿所チカラめし」。今回は神奈川県川崎市にあるJX-ENEOSのチカラめしをご紹介します!
エネオスの新・チカラめしをご紹介!
味が美味しくて有名なエネオスのカレーですが、とにかく辛くて、ウォーミングアップをしなくても大丈夫なくらい汗をかき体が温まるため、多くの選手たちから“アップなしカレー”と呼ばれていたそうです。
アップなしカレーを食べたことがあるという京都の企業チーム・ニチダイのマネージャーを務める森本慧さんは、「辛すぎて、汗を拭く手と水を飲む手が止まらない」とエネオスのカレーの辛さを振り返っていました。
エネオス=カレーというイメージがすっかり定着した中で、月日は流れ、ウマ辛なカレーを提供していた前任の方も引退。
現在厨房を任されている中澤宏彦さん・みずほさんご夫婦は、エネオスの新しいチカラめしとして、今回あんかけチャーハンを紹介してくれました。
この日のメニューはあんかけチャーハンのほかに、サラダと春巻き、肉団子スープでした 【日本野球連盟】
栄養バランスを考えてつくられたあんには、春雨・卵・かまぼこ・帆立・かにかまが入っていて、見た目も美しく食欲がそそられます。
しっかりとした味付けですが、素材の味が引き立っていて、とても品のあるあんかけチャーハンです。
この日は副菜として、野菜サラダと具沢山の春巻き、肉団子の入ったスープもおぼんに並んでいました。
スープは8リットルも用意されていたのにも関わらず、取材後に大きな鍋の中をのぞいたら空っぽになっていたので驚きです。
選手が食べる量と一般的な量を比べると、その違いに驚きます 【日本野球連盟】
私も450グラムのあんかけチャーハンに挑戦しましたが、半分でギブアップでした 【日本野球連盟】
「エネオスの選手は本当に質の高い子たちが集まっています。相手の立場に立って物事を考えられる子が集まっているので、食事のとり方も丁寧です。私たちは、食事の時くらいリラックスしてほしいと思っているので、リクエストを聞いてメニューに取り入れたりしています」
と選手たちを高く評価し、体力作りのサポートをすることで、選手と共に戦っている気持ちになっているそうです。
中澤宏彦さん、みずほさんご夫婦 【日本野球連盟】
「量は正直多いなと感じるときもありますが、ボクたちは食べるのも仕事。毎日しっかり食べています。中澤さんご夫婦は、いろんなメニューを考えてくれているので、朝・昼・晩と毎日食堂で食べても飽きないです。自然とみんなが集まって食事をするので、うまくコミュニケーションが取れて、チームの結束にもつながっていると思います」
と食事が活力になっていると話します。
和気あいあいとした和やかな空気が食堂には流れていました 【日本野球連盟】
カフェのような食後のドリンクは、ほかの合宿所ではないサービスです 【日本野球連盟】
「食事は見た目も重要。栄養バランスを考えながら、食べたくなる盛り付けや彩になるよう心掛けています」
とただ作るのではなく、選手が食べたくなる提供の仕方にも力を入れていると話します。
おもてなし上手なエネオス野球部の食堂では、食後に「お飲み物は何にしますか?」と聞かれ、「ブラック、抹茶ラテ、カフェオレ、カプチーノ、紅茶ラテから選んでね」とメニューもカフェさながら。
毎晩選手たちにもビュッフェ形式で食事を楽しんでもらい、食堂で英気を養ってもらえたら、とご夫婦は素敵な笑顔を見せてくれました。
真面目な選手が多いエネオス。中澤さんご夫婦の食事で力をつけて、試合で発揮してくれそうです! 【日本野球連盟】
これがエネオスのチカラめし!
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