「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンの “日本一” は読売ジャイアンツに! 「SMBC e日本シリーズ」の模様をお届け!
読売ジャイアンツ代表選手(左から坂東栄憲選手、高川健選手、吉田友樹選手、舘野弘樹選手)
日本一をかけた試合。雪辱の巨人か、下克上の千葉ロッテか。
千葉ロッテ代表選手(左から柳虎士郎選手、町田和隆選手、清野敏稀選手、下山祐躍選手)
第2試合も巨人が初回から先制する展開に。もう後がない千葉ロッテは8回裏、キャプテン・下山祐躍選手が意地の同点打を放ち、試合は延長戦へ。10回のコントローラを握ったのは舘野選手と下山選手。両軍の主将対決は舘野選手が無死満塁のチャンスをものにし3点の勝ち越し。巨人が延長戦の末、2戦目を制し日本一に輝いた。
優勝した巨人の舘野選手は「全員の力で勝てたことが一番うれしかった。本当にこのチームで良かった」と現実では果たせなかった「日本一」に率直な喜びを語った。惜しくも敗戦となった千葉ロッテ・下山選手は悔しさをにじませながらも、「色んな人にマリーンズを使ってもらえる機会ができた」と昨季最下位からの「下克上」の手ごたえを口にした。
試合直後の優勝決定インタビューでは、千葉ロッテの町田選手と柳選手が涙を流していた
2年目を終えた「eBASEBALL プロリーグ」。新しい「野球」の形はこれからも進化する
試合前とセレモニーの終わりにはリーグ公式テーマソングを手がけたベリーグッドマンによるライブも。「夢のまた夢」、「プレイヤー」の2曲を披露した。また、両軍のマスコットのジャビット、マーくん、SMBCのミドすけなどマスコットも応援に駆けつけ、会場を盛り上げた。
表彰の後には日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーによるスピーチが行われ、3年目となる2020年シーズンの開催も発表された。それを聞いたプロプレイヤーの目も一段と真剣に。来シーズンに向けた戦いが始まった。
「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンを戦った12球団48人の選手たち
解説に登場した「eBASEBALL プロリーグ」応援監督・真中満氏をはじめ、プロ野球OBの斉藤和巳氏、G.G.佐藤氏、岩村明憲氏は現実とe-sports、違いはあれど同じプロとして「eBASEBALL プロリーグ」のプロプレイヤーたちに賞賛の声を上げ、野球振興の新たな形としても期待を寄せていた。もうひとつの「プロ野球」は、これからさらに進化していくだろう。
権利表記
?Nippon Professional Baseball / ?Konami Digital Entertainment
文・写真 丹羽海凪
「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン チーム&個人タイトル一覧
■SMBC e日本シリーズ チャンピオン
読売ジャイアンツ
■セ・リーグ チャンピオン
東京ヤクルトスワローズ
■パ・リーグ チャンピオン
千葉ロッテマリーンズ
■セ・パe交流戦 チャンピオン
千葉ロッテマリーンズ
<個人タイトル>
■首位打者
セ:岸川虎太郎選手(阪神)
パ:井上将旭選手(楽天)
■最多本塁打
セ:舘野弘樹選手(巨人)
パ:指宿聖也選手(オリックス)、緒方寛海選手(埼玉西武※2年連続2回目)
■最多打点
セ:高良匡史選手(東京ヤクルト)、舘野弘樹選手(巨人)
パ:緒方寛海選手(埼玉西武※2年連続2回目)
■最優秀防御率
セ:大茂英寿選手(横浜DeNA)
パ:下山祐躍選手(千葉ロッテ)、三輪貴史選手(楽天)
■最多奪三振
セ:大茂英寿選手(横浜DeNA※2年連続2回目)
パ:高田和博選手(楽天)
■BEST PRO LEAGUE PLAYER
※パワプロ技術を指標としたランキングで1位を獲得した選手
指宿聖也選手(オリックス)
■最優秀選手
舘野弘樹選手(巨人)
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