【新日本プロレス】『中西学が“引退”を発表!』2月22日(土)後楽園でラストマッチ!「引退の日までダッシュして、レスラー人生をまっとうしたいと思います!」

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

1月7日(火)15時〜新日本プロレス事務所にて『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』二夜明け会見がおこなわれ、2冠王者となった内藤哲也選手の会見後、菅林直樹会長より中西学選手の引退と2月22日後楽園ホール大会を『引退記念興行』とすることが発表され、中西選手が会見に出席した。

★会見の模様は新日本プロレスワールドで公開中!

■『中西学 引退記念大会』
2月22日(土) 東京・後楽園ホール 18時30分〜
★ファンクラブ先行:1月10日(金)12時〜 1月14日(火)17時
 新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
★ローソンチケット特別先行:2月1日(土)18時〜2月2日(日)23時59分
 ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」550円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
★2月3日(月)より一般発売開始

■菅林直樹会長のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「中西学選手がこの度、引退することとなりました。つきましては、2月22日後楽園ホール大会を引退記念興行としておこないます」

■中西学選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「今日は皆さん、どうもありがとうございます。2020年2月22日、後楽園ホールで引退をいたします。まぁ、首のケガが原因で思うような闘い方ができなくて、それでズルズルこの状態を続けてるよりも、しっかりケジメをつけて……いつまでも『昔、あんなことできた』っていうよりも、いままだ自分の中になる熱いモノを2020年の2月22日まで全部使い切って、思いっ切り引退の日までダッシュして、みごとにレスラーの人生をまっとうしたいと思います。自分からは以上です」

■質疑応答

【新日本プロレスリング株式会社】

――現時点で最後に闘いたい相手は?

中西 ハッキリ言って、いますぐにでも誰とでもやりたいですよ。どんな相手でもやりたいけど、年を明けてからかなり無理を言ってますよ。1月いっぱいでみんな今年の契約が終わるわけじゃないですか。それを延長でやるわけじゃないですか。そういうこともありますので、誰と闘いたいというよりも、まず新日本プロレスが用意してくれる試合をやりたいですよ。
新日本プロレスがやっぱり最強だと思って、自分もそうなりたくて新日本プロレスに入団しましたから。その新日本プロレスがいま自分に対して組んでくれる、それは最高の試合になるはずです。そうしたいですし、そのためにすべてを集中させて、2月22日まで突っ走っていきたいです。

――引退を決意された時期というのは?

中西 昔の動きができない。そういうホントに時期がずっとあったんで、もう気持ちの中で「これはどうすることもできんのか」って、去年の暮ぐらいから会社とも話して今回に至ったわけです。ケガをして驚異的な回復をしたんですけど、その次にいけなかったっていうのが自分の責任でもありますけど、自分が「もっといきたいんだけどいけない」っていうところがあって、これは責任取るしかないなと。こういう状況でプロレス続けてるっていうのも、自分の好きだったプロレスに対してこういうことをしてはいけないなと思います。

【新日本プロレスリング株式会社】

――“第3世代”の永田裕志選手、天山広吉選手、小島聡選手へメッセージはありますか?

中西 言うことがあるんだったら、ホントにあと残された試合が何試合あるかハッキリわからないですけど、そのすべての試合にこの3人には協力してほしいですし、一緒に闘いたいし、逆に対戦もしたいし……引退の時は27年と3か月なのかな。ずっとそばにいたこの3人ですから、思い入れもそうですし、肌で感じてるものがありますから、それを感じながら最後をまっとうしたいですね。

――振り返ってみて思い入れのある試合は?

中西 やっぱり、この3人それぞれと闘ったシングル戦ですね。ホントに若い時、数限りなくやってますし、それとアメリカ修行から帰って来た時も当たってますし、どの試合もその時の意地を出してやってましたよ。みんなそれぞれ得意なところがあって、苦手なところもあるけど、やっぱり何を向こうに出されてきても負けたくない。苦手なものだったら負けてしまうんだけど、チャンスがあれば自分の得意な方に持っていく。
そういう闘いをずっとしてきたし負けたくないけど、逆に自分もそうだし彼らが不甲斐ない試合とかすると、凄く悔しい思いもしますよね。俺が試合やったら絶対こんなんさせへんけどなとか。逆に永田も天山さんも小島さんもそういう気持ちがあったんちゃいますかね。まぁ、とにかく協力してくれるとは思うんですけど、こっちからもお願いしてどんどん絡んでいくっていうか、そういう風にしていきたいですよね。

――現時点で引退後のビジョンというのは?

中西 会社と話をさせてもらって今後を決めていこうと思いますので、現時点で具体的なことはハッキリしてないです。

【新日本プロレスリング株式会社】

――東京ドームでの試合後、深々と礼をしていた姿がありましたが。

中西 まぁ、自然とああいう風になったっていうのもあるし、久しぶりのドームだったんで若い時は絶対お客さんとハイタッチも何もせえへんかったけど、ここ2、3年の間にそうした方が面白いっちゅうか、逆に自分が子供の時、そういう風に手を出してからそういう風なのがあってもいいんちゃうかなと思ったし。もしかしてハイタッチした子のなかでそれがキッカケで、プロレス目指してくれる子がいるかしれへんし。40代ぐらいまでずっとファンの人に対して塩対応だったんですけど、最近は時間を取ったりとかそんな感じでやってます。

――今年はオリンピックイヤーですが、オリンピック代表としてプロレスに入ってきて、苦しかったことはありましたか?

中西 レスリングもものになったのは15歳から始めて26歳か、10年か11年ぐらいやって、そのぐらいの歳になってやっとものになったので、10年以上は時間がかかってプロでも10年以上はかかりましたよ。時間は凄くかかるけど、時間かけた分、自分で納得できる形がとれてきたんで、そういう意味でプロレスもアマチュアレスリングもできたんで……そういう質問やっけ?

――期待感に潰されそうになったとか苦しかったことは?

中西 いやいや。錯覚してる部分があったんで、アマチュアレスリングを11年間やっててホントものになったのは10年目とかそのぐらいなのに、プロで急にできるわけないじゃないですか。で、アマチュアレスリングの癖もついてるし、もがき苦しんで「なんでこんなもがき苦しんでるんやろ」って思うかもしれへんけど、アマチュアレスリングの時はもっともがいてましたから。
子供の頃、ホントに親父の農業の手伝いしかやったことない、運動なんてほとんどしたことがなかったから、とにかくメシを食ってプロレスごっこだけをしてるような子でしたから。アマチュアレスリングをやっても全然成績も上がらへんかったけど、もがき苦しみながら10年経って、そう思えばもっと楽やったと思うんですけどね。自分は見失ってましたよね。そやけど、10年ぐらい経ってからもう1回みえてきたっていうか、そういう感じで見失った時は苦しかったですね。

■『中西学 引退記念大会』

2月22日(土) 東京・後楽園ホール 18時30分〜
★ファンクラブ先行:1月10日(金)12時〜 1月14日(火)17時
 新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
★ローソンチケット特別先行:2月1日(土)18時〜2月2日(日)23時59分
 ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」550円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
★2月3日(月)より一般発売開始
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント