【フットサル/電撃移籍】“キング・オブ・Fリーグ”森岡薫がシーズン終了を待たずにスペイン1部へ!「僕の新たな挑戦の始まりです」

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【軍記ひろし】

ペスカドーラ町田は6日、公式HPで森岡薫がスペイン1部リーグのパルーロフェロールに移籍することを発表した。森岡にとっては、初のスペイン挑戦となる。

キング・森岡が、シーズン終了前に電撃移籍

森岡は2007年のFリーグ開幕から名古屋オーシャンズで9年間プレーして、チームの9連覇に大きく貢献しただけではなく、4回の最優秀選手賞(2007、2011、2013、2014)、4年連続得点王(2011〜2014)など、チームおよび個人タイトルなど、数々の輝かしい功績を残してきた。2016シーズンからペスカドーラ町田に移籍した後も、チームの中心選手としてプレー。今シーズンもキャプテンマークを巻いてピッチに立ったが、11月の試合で右大腿二頭筋長頭筋2度損傷により離脱。12月15日の大型映像装置の点灯式ではセレモニーのキッカーとしてホーム・町田市立総合体育館で姿を見せたが、試合に復帰することなく移籍となった。

リーグ戦の終了前という難しい時期の移籍だが、森岡自身、苦慮を重ねた上で前を見据えての決断だろう。Fリーグのシーズン終了後には、2大会ぶりのワールドカップ出場を目指す大会、AFCアジア選手権に臨む日本代表。2016年の同大会でW杯出場権を逃した経験を持つ森岡も、今大会にかける並々ならない思いを抱いている。そうした意味でも、世界最高峰とされる強度の高いスペインリーグでプレーをすることでコンディションを上げて本番を迎えられる可能性は十分にある。

クラブに確認したところ、現在、移籍手続き中だが、移籍先のパルーロフェロールが、公式サイトおよび、SNSを通して発表したことを受けて、町田でも移籍発表をリリースしたとのこと。森岡は、クラブを通して、「僕の新たな挑戦の始まりです。しっかり結果残せるように頑張ります!4シーズン近く町田で一緒に戦ってくれたチームメイト、スタッフ、スポンサー様そしてサポータの皆さん、感謝の気持ちしかありません。ペスカドーラ町田と共に引き続き応援よろしくお願い致します」とコメントを発表した。
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