【日本野球連盟公式サポ通信】超攻撃的野球は健在!JFE東日本が目指す2020年(前編)

公益財団法人 日本野球連盟
チーム・協会

【JFE東日本メンバー(左から峰本匠内野手、今川優馬外野手、落合成紀監督、須田幸太投手、内藤大樹選手)】

「超攻撃的野球」は止まらない

皆さんはじめまして!
日本野球連盟公式サポーターの豊島わかなです。先日開催された2019年社会人野球ベストナイン表彰式のレポート第二弾です。


この夏の都市対抗野球大会で、「超攻撃的野球」を掲げて3年ぶりに本戦出場を果たしたJFE東日本。

若さ溢れるルーキー選手の活躍と、社会人野球界に10年ぶりに復帰した元横浜DeNAベイスターズの右腕・須田幸太投手のベテランの底力に多くの人が魅了され、まさに「JFE東日本イヤー」と言っても過言のない1年となりました。

先日行われた2019年社会人野球ベストナイン表彰式で、JFE東日本から見事受賞をした4名の選手たちに、来年の目標と今年の振り返りをしていただきました。

前編の今回は、都市対抗で若獅子賞も受賞した、ルーキー2人の目標をご紹介します。

まずはベストナイン二塁手部門に輝いた、峯本匠内野手です。

チームを支えたルーキー選手たち

力強く「連覇」を目標に掲げた峰本匠内野手 【力強く「連覇」を目標に掲げた峰本匠内野手】

峯本内野手は、来年の目標を「連覇」と力強い文字で表してくれました。

「今年の優勝を“まぐれ”と言われないようにすることが大切かなと思います。そのためにも一番の目標は連覇。予選もなく補強選手なしで戦うことで、自チームとしての力も試されます。来年の今頃が都市対抗本戦になるので、今この時期をうまく使って調整をしていきたいです」

【峰本内野手手元写真】

来年は東京オリンピックが開催されることもあり、7月に日本選手権、11月に都市対抗とスケジュールが変則的です。
そのため、峯本内野手は、まずは来年の日本選手権で100%の力を発揮したいと話します。

「今年の都市対抗1、2回戦はガチガチに緊張をして思うようなバッティングができなかった。そうならないためにも、予選がない来年は、日本選手権が重要となるかと」
と来年の自身の課題を真剣に分析しつつも、「優勝チームとして楽しみます!」と最後はいつもの柔らかい笑顔を見せてくれました。

都市対抗を盛り上げた「今川スマイル」

2人目は、バッターボックスでの満面の笑みが特徴的な、今川優馬外野手です。
今川外野手は、結果はもちろんですが、その明るい笑顔で圧倒的な存在感を発揮し、いっきにJFE東日本の顔となった新人選手です。

来年も「今川スマイル」が楽しみのひとつです 【来年も「今川スマイル」が楽しみのひとつです】

ベストナイン外野手部門を受賞し、この日もあふれんばかりの笑顔を見せてくれた今川外野手。
来年の目標をうかがうと、少し悩んだ後に「打撃タイトル全部取る!!」と書き、少し悔しそうな顔を見せました。

「実はこの目標、今年の目標でもあったんです。でも沓掛(祥和・トヨタ自動車)さんに持っていかれてしまいました。来年はドラフト解禁年でもあるので、この目標をクリアしないとプロには行けない。それくらいの気持ちで挑みたいです」

来年はドラフト解禁年。プロ注目選手の進路も気になります 【来年はドラフト解禁年。プロ注目選手の進路も気になります】

JFE東日本でプレーができて嬉しいと語る今川外野手。
会社を背負って戦うことのプレッシャーはあるものの、勝つことで誰かを喜ばせたいと今まで以上に強く感じた1年だったと今年を振り返っていました。

「来年も結果で恩返しするために、1球1試合に意識をもって挑みたいです」

最後はいつもの“今川スマイル”。
希望にあふれた人懐っこい笑顔の今川外野手は、来年もきっと私たち社会人野球ファン
を楽しませてくれることでしょう。

次回は、JFE東日本のベテラン選手お2人の目標をご紹介します。
お楽しみに!
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著者プロフィール

1949年に設立した社会人野球を統轄する(公財)日本野球連盟の公式アカウントです。全国の企業、クラブチームが所属し、中学硬式や女子野球の団体も加盟しています。1993年から刊行している社会人野球オフィシャル・ガイド『グランドスラム』の編集部と連携し、都市対抗野球大会をはじめ、社会人野球の魅力や様々な情報を、毎週金曜日に更新する『週刊グランドスラム』などでお届けします。

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