【フットサル/現役引退】稲葉洸太郎が16年の現役生活に終止符。今後は「フットサルの発展につながるような仕事をしていきたい」

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【軍記ひろし】

まだまだ動けるという自信も自分の中にはありますが……

12月6日、Y.S.C.C.横浜は所属する稲葉洸太郎が現役引退をすると発表した。12月21日の横浜市平沼記念体育館で行われるトルエーラ柏戦後に引退セレモニーが行われる。

今月で37歳になる稲葉はかつてバルドラール浦安やフウガドールすみだでプレー。2008年と2012年のW杯に出場し、日本人最多得点記録を保持している。

2018/2019シーズンからはF2への参入が決まっていた横浜に活躍の場を移した。今季はクラブのF1昇格ため8試合に出場し、5ゴールをマーク。シーズン無敗記録(第12節時点)にも大きく貢献している。

クラブのリリースを通じて「まだまだ動けるという自信も自分の中にはありますが、ここで選手としての活動は終了にし、次のステージに向おうと思います」とフットサル界を盛り上げるため新しい挑戦への決意を表明した。

また、横浜は「稲葉選手引退に際し多くの方々からメッセージや思い出の写真を頂戴できたらと思います」と呼びかけSNSへの投稿の際に #こうたろう引退 を付けてメッセージをくださいと述べている。

以下はクラブからのリリースと稲葉洸太郎のコメント全文

No.77稲葉 洸太郎 選手 引退のお知らせ

当クラブ所属、稲葉洸太郎 選手が2019シーズン限りで現役を引退することになりましたので、コメントと併せてお知らせします。
なお、12月21日(土)開催のトルエーラ柏戦試合終了後、引退セレモニーを実施させていただきます。

稲葉洸太郎選手コメント
「今シーズンで現役を引退することに決めました。

選手生活約16年間、本当に濃密で幸せな時間を過ごさせていただきました。

まだまだ動けるという自信も自分の中にはありますが、ここで選手としての活動は終了にし、次のステージに向おうと思います。

幼稚園でボールを蹴り始めてから32年間。
ここまで自分のフットボール人生は、家族・仲間・先生・監督・スタッフ・スポンサー・サポーターなど沢山の方々に支えられてここまでプレーすることが出来ました。

本当に人に恵まれていると実感しており、感謝しかありません。

チームでも代表でも沢山の貴重な経験や思い出が沢山あり、それは自分の人生の宝物です。

引退を決意した理由は、色々ありますが、一番はフットサルを社会的にもっと上のステージに上げていくために、プレーヤーとしてではなく、他の立場から盛り上げていきたいと思うようになってきたからです。
フットサル界はより大きなものになるポテンシャルがあると思っています。
そのために、自分にしか出来ないことはあるはずで、フットサル、フットボール、そしてスポーツの魅力をもっと世の中に発信していき、その価値を高め、フットサルの発展につながるような仕事をしていきたいと考えております。
今の若手が大きくなったときに、より良い、やりがいのある環境になっていることを目標に引退します。

自分がフットサルに就職してから約15年間、沢山の方々に応援していただき、本当にありがとうございました!

こんな自分を受け入れて下さった全ての皆様へ恩返し出来るよう引退後もゆっくりせずに必死に生きていきます!!

まずは今シーズンの残りのシーズンをYSCCをF1にあげ、F2で優勝できるように、そして全日本選手権で良い結果が出せるように、まだあと数試合最高な仲間達と全力で戦いますので是非とも会場で一緒に戦いましょう!

12/21はラストのホームゲームがあります。
近場で見れるのはラストかもなので是非会場に会いに来ていただけたら幸いです!」

稲葉選手引退に際し多くの方々からメッセージや思い出の写真を頂戴できたらと思います!
twitter/Instagram/Facebook投稿時に
#こうたろう引退
を付けてメッセージくださいm(__)m
もしくは
yscc.kotaro@gmail.comに
思い出の写真やお名前、メッセージを添えてお送りください!
〆切12/18 21時迄
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フットサルを見る・蹴る・着るという3つの視点から多角的に発信していくメディアです。見る人には、試合情報や技術・戦術などの競技の魅力、選手のキャラクターや物語を。蹴る人には、ボールを扱う喜びや仲間と蹴る爽快感を。着る人には、注目アイテムや、着こなしのアドバイスを。それぞれのニーズに合ったフットサル情報をお届けします。

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