天皇杯・皇后杯:今週末より再開するトップリーグでいきなりファイナルラウンド前哨戦

日本バスケットボール協会
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【JBA】

 「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」は先週末に2次ラウンドを終え、男女各8強が出揃いました。12月5日、さいたまスーパーアリーナで行われるファイナルラウンドへ向けた組み合わせ抽選会を実施。天皇杯・皇后杯の準々決勝の対戦カードが決まりました。チケットは12月6日(金)18:00よりAKATSUKI FIVE plus+ 有料会員先着先行販売がスタートします(ローソンチケット会員先着先行販売12月9日(月) 18:00〜、一般販売12月13日(金) 18:00〜)。

■天皇杯 男子準々決勝
2020年1月9日(木)
12:15 サンロッカーズ渋谷 vs レバンガ北海道
14:30 滋賀レイクスターズ vs シーホース三河
16:45 川崎ブレイブサンダース vs アルバルク東京
19:00 宇都宮ブレックス vs 富山グラウジーズ

■皇后杯 女子準々決勝
2020年1月10日(金)
12:15 山梨クィーンビーズ vs デンソーアイリス
14:30 三菱電機 コアラーズ vs 日立ハイテク クーガーズ
16:45 トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs トヨタ自動車アンテロープス
19:00 アイシン・エイ・ダブリュ・ウィングス vs JX-ENEOSサンフラワーズ

左:渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)、右:篠山竜青選手(川崎ブレイブサンダース) 【JBA】

 3連覇の懸かった千葉ジェッツでしたが、2次ラウンドでレバンガ北海道に敗れ、残念ながらすでに姿を消しました。組み合わせに立ち会った川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手は、「一発勝負の怖さがあり、トーナメント独特の緊張感はBリーグのレギュラーシーズンとは全然違います」と天皇杯の難しさを表現します。

 2年連続Bリーグチャンピオンのアルバルク東京との対戦が決まり、「勢いが出るとそのまま駆け上がっていけるのもトーナメントの良さ。アルバルクは強豪ですが、勝てば勢いが出るので、怖さを勢いに変えていきたいです」と抱負を語り、6年ぶりの頂点を目指します。7連覇が懸かるJX-ENEOSサンフラワーズの渡嘉敷来夢選手は、「男子とはまた違ったおもしろさがあります。女子らしいチーム全員でがんばる姿を見て欲しいです」とアピールしました。

 2次ラウンド、そして女子オリンピックプレ予選で3戦全勝を飾った女子日本代表活動により、ブレイク中だったBリーグとWリーグは今週末より再開します。準々決勝と同じカードであるBリーグ:滋賀レイクスターズ vs シーホース三河(ウカルちゃんアリーナ)、Wリーグ:アイシン・エイ・ダブリュ・ウィングス vs JX-ENEOSサンフラワーズ(鳥取県民体育館)が12月7日・8日にいきなり行われ、ファイナルラウンドの前哨戦となります。さらに女子は直前となる12月28日、29日にも山梨クィーンビーズ vs デンソーアイリス(大田区総合体育館)が待っており、その結果がどうファイナルラウンドに影響するか。ぜひ会場で、またバスケットLIVEやW-TVで前哨戦の行方もお楽しみください。

 ファイナルラウンドまであと35日。その間にもBリーグとWリーグの戦いは続きますが、このファイナルラウンドで今シーズン初対戦を迎えるカードもあります。現在13勝3敗(81.3%)、リーグ最高勝率でトップを走る川崎ブレイブサンダースと、現Bリーグ王者のアルバルク東京がさいたまスーパーアリーナでの準々決勝が今シーズン初顔合わせとなります。また、Wリーグも三菱電機 コアラーズ vs 日立ハイテク クーガーズ戦も同じく、一発勝負に懸けます。三菱電機 コアラーズは6年ぶり、日立ハイテク クーガーズにとっては初のベスト4進出を目指し、どちらも負けられません。

 令和初の天皇杯・皇后杯制覇へ向けた2020年1月9日(木)から12日(日)までの短期決戦。レギュラーシーズンとは違う、何が起こるか分からない一発勝負のトーナメントをお見逃しなく。
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