<国内男子ゴルフ>平成のシリーズ男が令和最初のシーズン最終戦で弟子対決

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【今週もマスクマン】

■国内男子ゴルフ/トップ30人の祭典。王者の中の王者が決まる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(12月5日〜8日、東京・東京よみうりカントリークラブ)」5日・大会初日

弟弟子が3組前で、先にコースに出た兄弟子のスコアに発奮。6ホールを終えて藤田寛之が、3アンダー。6番のパー5はイーグルだった。

「また何やっちゃってるのか、と。凄い50歳。どこまでモチベーションをもって強い気持ちを保ち続けているのか」。
47歳も負けられない。

宮本勝昌も、5番からの連続バーディで応酬。
後半は13番からいずれも30センチのベタピンで、兄弟子に追いついた。

「今年は、僕が出場した中では一番グリーンが速い」。
56回大会は、長い歴史の中でも、屈指の難条件。
「その中で、ボギー1個で済みましたし、100点に近い。非常に良いゴルフができた」。

先週に続いて、マスクマン。
「プレーには影響しませんけど咳が止まらない。喋ると出ちゃう。周りにも、迷惑をかけるので」と、体調はいまひとつでも、師匠の芹澤信雄を核とした、チームの兄弟子とそろって好発進した。

先週のカシオワールドオープンで3年ぶり16度目の出場を果たした藤田。
宮本は、5月の中日クラウンズで令和最初の勝利を飾って、2年ぶり17回目の出場にこぎつけた。
その年の勝者と、賞金ランク上位でわずか30枠を埋める頂上戦。
「優勝をして、この大会に出ることは、20年掲げている目標。なかなか、上手くはいきませんが、優勝できない中でもかじりついていくぞという気持ちで毎年います。藤田さんも同じだと思う」。
大会への思い入れも2人揃って誰より強い。

ジャンボ尾崎の5勝、青木功の4勝に次ぐ、大会3勝で”平成のシリーズ男”の異名をとるのが藤田と宮本だ。
12年大会で、3連覇を達成した藤田。
宮本は、98、01、14年大会を制した。
久々に揃って戻った大舞台で、互いに大会4勝目を狙える好発進。
令和最初のシーズン最終戦で2人の平成男が、このまま最終日のV争いなら願ってもないエンディングだ。
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