<国内男子ゴルフ>初日の賞金レースは賞金2位が凌駕。今平は4位タイ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【まだ始まったばかり】

■国内男子ゴルフ/トップ30人の祭典。王者の中の王者が決まる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(12月5日〜8日、東京・東京よみうりカントリークラブ)」5日・大会初日

まずは、賞金ランキング順に組まれる初日は、賞金1位と2位のガチンコ対決。序盤は拮抗した。
互いに1アンダーで、折り返した後半。
今平が10番からピンそばの連続バーディを奪った。
賞金1位が先手を取ったが上りの2ホールで、2位のノリスが抜きん出た。

17番のパー5に続いて、最後は屈指のパー3で3Iの第1打をピン手前3メートル弱につけた。
鮮やかな連続バーディで、締めくくった。
ボギーなしの「66」は首位と1打差の4アンダーで、今平に1打リードを奪って上がった。

2年連続で挑むノリスの賞金レースは、今年もまた今平との一騎打ち。昨年、敗れたリベンジには今年もまた、このシーズン最終戦での優勝が必須条件。

3週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では「今年は必ずあなたを捕まえる」と、宣戦布告したが翌週のダンロップフェニックスで、吐き気と腹痛を訴え無念の棄権。
同大会で優勝した今平に賞金差をつけられた。

「去年も追いつきたい、という意識で臨みましたが何より一番良いゴルフができるのは、楽しんでいるときだと分かった」と、試行錯誤の上でたどり着いた境地。
いよいよ決着の時こそ、思いを貫く。
「今週こそ、何が起きてもとにかくゴルフを楽しむ」。

対する今平は、ノリスに1打負けても相変わらず泰然自若。
「最後バーディバーディで、今日は抜かれましたけどまだ3日ある。チャンスはある」。

高速グリーン上で、この日はパットがショートする場面が目立った。「傾斜が強くて、まばらなところもあるので、読みづらい。今日はカップを越えられていなかったので、明日はタッチを合わせられるようにしたい」と、修正ポイントも掲げた。

エリート30人の頂上決戦で、2年連続の賞金王争い。
今大会を、今年最後の「お祭り」と、表する選手もいるが「僕にはそんな感じはしない。一つの大会という感じ」と、普段どおりに今年最後の安定感を発揮していく。
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