木戸愛 姉妹タッグで首位堅持

チーム・協会

【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】

クォリファイングトーナメント ファイナルステージ こだまゴルフクラブ(埼玉県)第3日

 LPGAツアー クォリファイングトーナメントファイナルステージ第3日が12月5日、埼玉県本庄市・こだまゴルフクラブ(6,472ヤード/パー72)で行われた。フェービー・ヤオ、木戸愛が通算10アンダーで首位。3位タイに、通算9アンダーの安田祐香、木村彩子が続く。競技は4日間、72ホールストロークプレーで来季の出場権を争う。
(天候:晴れ 気温:12.6℃ 風速:1.7m/s)

 グッド・パフォーマンス。72ホールの勝負は短いようで、長い。第1日から首位を快走する木戸愛も、この日はガマンの連続。「きょうは、私のベストなプレーです。本当に我慢のゴルフでした。チャンスが来るまで頑張ろうと(キャディーの)妹と話しながら、18ホールをプレーした」という。イーブンパーで乗り切った。首位タイを堅持する。降霜の影響でスタートが20分遅れた。冷え込みが厳しい。

 しかし、防寒対策はバッチリだった。「ホカロン、耳当て、手袋は必需品。また、パーリー(ゲイツ)さんのウェアは、厚着をする必要がない。生地の素材そのものが温かいから、助かっています」と話した。さりげなく、契約メーカーのアピールをするところなど、プロの鑑といえるだろう。

 シーズン後半戦同様に、妹の侑来さんをパートナーにした。「一緒にいると楽しい。心強い。運転から、食事。いつも色々とサポートしてくれる」という。血は水よりも濃い。最終日、最終組でのプレーは姉妹の絆がものをいう。(森谷 清)
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