<国内男子ゴルフ>シブコさんに既視感。小平智、連覇にGO

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【去年もこれで勝ちました】

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大会史上6人目の快挙を狙って、主戦場から戻った。昨年は、最終日の3差を追いつき、石川と黄重坤(ハンジュンゴン)のプレーオフを制して逆転Vを飾った小平。

先々週の米2戦で4日間を戦い「上に行けなかったのは、悔しいですけど、調子は悪くない。手ごたえもあった」。

前シーズンに当たる18ー19シーズンは、ポイントランク185位と苦戦したが「どんなコースでも、上に行けるような選手になりたいので、この2年間はその準備」と、前向きにとらえて、複数年シードの最終年に当たる新シーズンに賭けている。

10月。予選2日をウッズと回り、「リズムが変わらない。技術の面でも半端じゃなかった」と82勝の一端を間近にして驚嘆した「ZOZOチャンピオンシップ」。
その週月曜日には、観戦に訪れた女子プロの渋野日向子さんと初対面。奥様の美保さんが同じ事務所というご縁で、オフに夫婦交えて食事をする約束も交わして別れた。

全英女子オープンを制してあれよと、国民的ヒロインになったシブコさんの若さと勢いには、既視感がある。
「優勝争いした時に、チャンスをつかみ取る能力。自分は、技術的には上手くないんですけど、勢いだけはある。アメリカでも実力がない中で、優勝できた」。

昨年の「RBCヘリテージ」で、日本勢5人目の米ツアー初制覇を達成した瞬間を、シブコさんの快挙と重ねて「自分もチャンスをものにする能力は、同世代の選手よりは持っている。そこだけは、自信を持っている」。
シブコさんにも負けない勝負強さを、再確認しに帰った。

来年は、1月第2週のソニーオープンから始動。
「良い感じで来年に入りたいので、この試合は大事になってくる。今週、出るからには優勝したい」。
連覇達成なら河野高明、青木、ジャンボ、尾崎直道、藤田寛之に次ぐ大会史上6人目の快挙。
大会の地元、東京都出身の30歳が、”ご当地連覇”の偉業で来季に弾みをつける。
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