<国内男子ゴルフ>シード復活は9人

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【断崖からの復活】

■国内男子ゴルフ/賞金レースとシード権争い「カシオワールドオープン」(11月28日〜12月1日、高知県安芸郡芸西村・kochi黒潮カントリークラブ)」1日・最終日

昨年は、ケガに泣かされ丸1年、離脱した米のチャン・キムは今季、賞金レースを争うまでに復活。
宮本勝昌は、5月の中日クラウンズで令和最初の勝者としてよみがえった。

今年、賞金シードの復活組に、土壇場で加わった。プロ7年目の29歳、塩見好輝(しおみこうき、=写真)は前週の賞金ランク66位とボーダー線直下から、63位に飛び込んだ。

あの惜敗は、幸か不幸か。
10月の日本オープン。最終日は一時、2位に4差をつけて、5年シードの公式戦で、初V目前まで行きながら残りの5ホールで9打落として、10位タイに終わった。
何度、思い返しても「たら・ればしか出てこない」と言った。一方で、「今年は少ない出場試合で、ここまで来られたのは良かった」。
今週、最終日を通算6アンダーの44位タイで終えて、14年の初シード以来5年ぶり、2度目のシード奪還にこぎつけた。

この日は、後半の6番で3打目を「ちゃっくりした」と、反省の4オン2パットでダブルボギーを打ったが、8番で8メートルを沈めてなんとか堪えてホールアウト。

上ってすぐ確認した仮想賞金ランキングは63位。「まだ、分からないですよね。僕、まぢメンタル弱いんで…。QT行っても大した順位で終われないと思う」と、弱気なことを言っていたが、その後もランキングは動かず滑り込み。
次週は12月5日から、6日間で行わる予選会のファイナルQT(茨城県・セントラルゴルフクラブ)に行かずに済んで、安堵した。

そのほか賞金ランク33位に入った香妻陣一朗ら、9人が賞金シードに戻って、来季出場権を取り返した。

<2019年にシード復活した選手(賞金ランキングはカシオワールドオープン終了時)>
賞金3位 チャン・キム (米、2年ぶり3回目)
賞金18位 宮本勝昌 (2年ぶり21回目)
賞金33位 香妻陣一朗 (2年ぶり3回目)
賞金43位 貞方章男 (4年ぶり8回目)
賞金53位 永野竜太郎 (2年ぶり7回目)
賞金61位 梁津萬(リャンウェンチョン、中国、2年ぶり13回目)
賞金62位 塚田陽亮 (2年ぶり6回目)
賞金63位 塩見好輝 (5年ぶり2回目)
賞金65位 竹谷佳孝 (3年ぶり4回目)
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