■国内男子ゴルフ/賞金レースとシード権争い「カシオワールドオープン」（11月28日〜12月1日、高知県安芸郡芸西村・kochi黒潮カントリークラブ）」28日・大会初日

今週、勝てば2年連続の賞金王が決まる今平周吾が出遅れた。初日は雨。「あまり服を着て打つのが好きじゃない。ちょっと影響したかな」。

雨中のラウンドではレインウェアを嫌い、ショット時は脱いで柏木キャディに預けて打つことが多いが、この日は午後から急激な冷え込みに、セーターは着てプレー。

「アイアンショットが横にぶれていた。上手くいかなかった」とらしくないプレーを重ねて、この日はバーディがわずかにひとつ。
後半は3つボギーを重ねて、通算2オーバーは84位タイと大きく出遅れ。

先週は、棄権をした賞金2位のノリスが「先週は、残念だったが休めたことは、不幸中の幸いだった」とこの日は今平と同組で、3アンダーと元気いっぱいで好スタートを切っただけにライバルのその後が気になるが、「雨が降らなければ思うようなショットが打てる。出遅れましたが、明日しっかりアンダーパーに戻して決勝2日で伸ばしていきたいなと思います」。
ピンチこそ、いつもの平常心がものをいう。