【結果・コメント】埼玉上尾メディックスvs日立リヴァーレ

埼玉上尾メディックス
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【埼玉上尾メディックス】

交流戦初戦、フルセットの戦いを埼玉上尾メディックスが3-2で勝ち取る

埼玉上尾メディックスvs日立リヴァーレ 【埼玉上尾メディックス】

 交流戦初戦の相手はプレミアカンファレンス5位の日立リヴァーレ。上位争いに食い込んでいくためにも重要な一戦となったこの試合は、ゲーム序盤から両チームが好守備を見せ、何度もラリーが続く長い試合となった。第1セットはセット終盤までどちらに流れが転ぶかわからない展開。先に21-18とリードをしたのは日立。埼玉上尾はスタートから出場していた#4堀江に変えて、#10佐藤を投入。日立のミスとチームの大黒柱#17シュシュニャルのサービスエースで連続得点を重ね、21-21に追いつく埼玉上尾。24点目を#8吉野が決め、24-23とセットポイントを先に取るも粘る日立。このセット8度目のセットポイントを#17シュシュニャルで決め、最後は#2冨永の好サーブからチャンスをつかんだ埼玉上尾が長いセットを#17シュシュニャルの技ありのフェイントで決め、33-31の長い戦いを制し第1セットをものにした。
 第2セットはスタートから#10佐藤が出場。このセットもサイドアウトを取り合い、どちらに流れが行くかわからない展開。先にこの流れを変えたのは埼玉上尾。18-18で佐藤がアタックを決めると、#11青柳に変えて、#19仁井田をリリーフサーバーで投入。#17シュシュニャルが連続でアタックを決め、ブレイクに成功し、21-18とリードを広げた。ここで日立が#1上坂に変えて#9渡邊を投入し、リズムを変えると続けて、22-21の場面でリリーフサーバー#15土井を入れると#13長内のアタックなどで4連続ポイント22-23と逆転に成功。埼玉上尾はシュシュニャルのアタックで23-24と1点差に詰め寄るが、最後は佐藤のサーブがネットにかかりこのセットは23-25で惜しくも落とした。
 第3セットも長い戦いが続くこの試合。先に動いたのは埼玉上尾。青柳、佐藤の2連続ポイントで14-11とリードを広げる。セット終盤には#13井上、#6山口を二枚替えで投入するとここで山口、吉野のアタック、青柳のブロックなどで20-15とリードを広げ、このセットを25-20で2セットを先取した。
 第4セットは最初のテクニカルタイムアウトを日立に取られると、その後も日立にリードを許してしまう。セット終盤、青柳のアタック、ブロック、吉野のサービスエースで19-19の同点とするも、日立の#4窪田に3本連続でアタックを決められ20-22とリードをされるが、埼玉上尾は#17シュシュニャルのアタックで21-22と追い上げを見せるも、日立#13長内のアタックや自身のミスで21-24と日立にセットポイントを取られる。流れを変えようとタイムアウトを取るが、最後は#10佐藤が日立#5タップのブロックに阻まれ、21-25で交流戦最初の戦いはフルセットへと持ち込まれた。
 勝負のかかる第5セット。シュシュニャルを中心に点数を重ねる埼玉上尾。#3サンティアゴが渡邊のバックアタックを止め6-3、続けて佐藤がアタックが決まり7-3とリードを広げる。リードはしているものの自身のミスから嫌なムードがよぎるが、それを一新するシュシュニャルのブロックポイントで12-8とし再び勢いを取り戻す。最後も長いラリーをシュシュニャルがこの日28本目となるアタックを決め14-11、最後は佐藤がアタックを決め15-11で、セットカウント3-2でフルセットの戦いに勝利した。
 

               1 2 3 4 5  
埼玉上尾メディックス    33 23 25 21 15 3
日立リヴァーレ       31 25 20 25 11 2


得点リーダー
#8 吉野優理 アタック14点(32.6%)、サーブ1点 15得点
#10 佐藤優花 アタック17点(42.5%) 17得点
#11 青柳京古 アタック11点(55.5%)、ブロック3点 14得点
#17 シュシュニャル・カタリナ アタック28点(44.4%)、ブロック3点、サーブ1点 32得点

選手コメント

#2 冨永こよみ選手コメント
 初めての京都でのホームゲーム、たくさんの応援が力になり勝利する事ができました。ありがとうございました!
 相手のクイックを中心としたテンポの良い攻撃と高さのあるブロックに苦戦しましたが、粘り強くラリーを続けて得点できた事や勝負所でのポイントをきっちりとれた事が勝利につながりました。リードされても焦らずアタッカーを信じてトスをあげることに専念できましたし、それを決めてくれたみんなに感謝します!明日もチーム一丸となって戦います!ご声援よろしくお願いします!

#10 佐藤優花選手コメント
 今日も沢山の応援ありがとうございました!初めての京都でのホームゲームで勝利する事が出来て良かったです。個人としてまだ安定しない部分もありますが、今日の勝利を自信に繋げ、明日からの試合もチーム全員で頑張ります。今後も応援よろしくお願いします!

#17 シュシュニャル カタリナ選手コメント
 今日は難しい試合でしたが、観に来て下さった方々には楽しんで頂けたと思います。私達が京都出身でないのに関わらず、こうして応援に来て下さった皆さんの目の前でプレーできてうれしいです。最終的に勝つことができて本当に良かったです。

この日、32得点を挙げたシュシュニャル・カタリナ選手 【埼玉上尾メディックス】

途中出場で活躍を見せた佐藤優花選手 【埼玉上尾メディックス】

安定したトスワークでチームを勝利に導いたベテラン冨永こよみ選手 【埼玉上尾メディックス】

アタックとブロックでチームの勝利に貢献した青柳京古選手 【埼玉上尾メディックス】

ウォーミングアップゾーンの選手たち 【埼玉上尾メディックス】

今季5勝目を挙げた埼玉上尾メディックス 【埼玉上尾メディックス】

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著者プロフィール

VリーグDivision1に所属する上尾中央医科グループを母体とした女子バレーボールチームです。 埼玉県上尾市をホームタウンとして、本年度は埼玉県立武道館、深谷ビックタートルでホームゲームを開催。 埼玉県上尾市の顔として、地域の皆様と愛し愛されるチームを目指して活動しています。

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