ダブルボギーから一転 申ジエ、反発力の妙
【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】
第38回大王製紙エリエールレディスオープン エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)第1日
ダブルボギーからスタートして、喜ぶ選手などいるはずはない。ところが、申ジエは2位タイの原動力は、逆転の発想にあったという。「ダブルボギーを打った後、11番から、どんな良いことが起こるのか。私はそういうふうに考えた」。これぞ、ポジティブシンキングである。
サッと気分を一新した成果は、11番でさっそくー。「すぐにバーディーをとれた。これで、きょうの流れをつくることができたと思う」と振り返る。以降、7バーディーを自然体で奪取した。中でも、見どころは後半、3-5番の3連続バーディー。いずれもピン奥から、下りの極めて難しいラインだった。「芝目がきつい。だから、下りのラインは厳しいのですよ」といいながら、さりげなくコース攻略法を熟知していることをにおわせる。
この日は穴井詩、比嘉真美子という飛距離自慢と同組でプレー。「ふたりとも飛距離がすごい。当然ですけど、第2打は私が先に打つ。待っている時間がけっこうあったけど、その間は景色を楽しんだ」と話した。我が道をいく。そして、自身の力を信じる。これ、名手の極意なり。
(中山 亜子)
ダブルボギーからスタートして、喜ぶ選手などいるはずはない。ところが、申ジエは2位タイの原動力は、逆転の発想にあったという。「ダブルボギーを打った後、11番から、どんな良いことが起こるのか。私はそういうふうに考えた」。これぞ、ポジティブシンキングである。
サッと気分を一新した成果は、11番でさっそくー。「すぐにバーディーをとれた。これで、きょうの流れをつくることができたと思う」と振り返る。以降、7バーディーを自然体で奪取した。中でも、見どころは後半、3-5番の3連続バーディー。いずれもピン奥から、下りの極めて難しいラインだった。「芝目がきつい。だから、下りのラインは厳しいのですよ」といいながら、さりげなくコース攻略法を熟知していることをにおわせる。
この日は穴井詩、比嘉真美子という飛距離自慢と同組でプレー。「ふたりとも飛距離がすごい。当然ですけど、第2打は私が先に打つ。待っている時間がけっこうあったけど、その間は景色を楽しんだ」と話した。我が道をいく。そして、自身の力を信じる。これ、名手の極意なり。
(中山 亜子)
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