QS世界ランク5位に上りつめた都筑有夢路、アジアチャンピオンも獲得 Photo:THE SURF NEWS

【サーフィン】都筑有夢路の日本人初のCT入りが現実的に!『White Buffalo Hyuga Pro』終了

THE SURF NEWS「サーフニュース」

10月16日〜20日に宮崎県日向市のお倉ヶ浜でWorld Surf LeagueのウィメンズQS3,000『White Buffalo Hyuga Pro』が開催された。
オーストラリアのザーリ・ケリーが優勝。日本の都筑有夢路が3位入賞し、QS世界ランキング5位に浮上。来季チャンピオンシップツアー(CT)入りが現実的になってきた。

今年からはメンズQS1,000も併催され、村上舜が優勝。さらにWorld Junior Championshipのアジア代表を決めるコンテストも行われた。
期間中は高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリや低気圧からのウネリなどで十分なサイズがあり、コンディションにも恵まれて大いに盛り上がっていた。

ウィメンズQS3,000

今大会の結果でQSランキング9位となりクオリファイラインに入ってきたザーリ 
Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO 今大会の結果でQSランキング9位となりクオリファイラインに入ってきたザーリ  Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO THE SURF NEWS

ハワイのトリプルクラウンでクライマックスを迎えるメンズと違い、ウィメンズQSは11月のオーストラリアでのQS6,000『Port Stephens Toyota Pro』が最終戦。
グレードが高く、ポイントが稼げるためにCTからのリクオリファイが難しい選手も含めて混戦になるが、その前に行われる今回のQS3,000『White Buffalo Hyuga Pro』も重要な鍵となる。
そのため、QSトップが揃って来日してハイレベルな戦いになった。

日本人選手では都筑有夢路がSFまで残ったが、QSランキング7位、アメリカのアリッサ・スペンサーに敗退。
ファイナルはアリッサとオーストラリアのザーリ・ケリーがクロスゲーム、激しい戦いを繰り広げ、7ポイントを出したザーリが今シーズン初優勝を決め、QSランキングを9位まで上げた。

『White Buffalo Hyuga Pro』結果
ウィメンズQS3,000
1位 ザーリ・ケリー(AUS)
2位 アリッサ・スペンサー(USA)
3位 フィリッパ・アンダーソン(AUS)、都筑有夢路(JPN)
5位 ヴァヒネ・フィエロ(FRA)、ティア・ブランコ(PRT)、ディミティ・ストイル(AUS)、脇田紗良(JPN)

惜しくも準優勝のアリッサ・スペンサー(USA)も、QSランキング7位につけクオフィファイ圏内 惜しくも準優勝のアリッサ・スペンサー(USA)も、QSランキング7位につけクオフィファイ圏内 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

ザーリ・ケリー ザーリ・ケリー Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

Women’s QS3000ファイナリスト Women’s QS3000ファイナリスト Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

都筑有夢路がQSランキング5位に浮上

今大会を3位でフィニッシュ、ランキングをまた3つ上げ世界5位となり、いよいよCTクオリファイが見えてきた。  今大会を3位でフィニッシュ、ランキングをまた3つ上げ世界5位となり、いよいよCTクオリファイが見えてきた。  Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

今イベントにはスペインのQS10,000で優勝してQSランキング8位とクオリファイ圏内にいる都筑有夢路が参加。
持ち前のパワフルなライディングでスコアを伸ばし、R3では強豪、オーストラリアのディミティ・ストイルを抑えて1位通過。
QFでは脇田紗良との日本人対決を制してSF進出、3位でフィニッシュして今シーズン2番目のポイント1,680を加算。
合計14,030ポイントでQSランキングも8位から5位に浮上している。

最新のQSランキングを見るとCT選手のブロンテ・マコーレー、タティアナ・ウェストン・ウェブ、キャロライン・マークスブリッサ・ヘネシーの4名がランクインしており、2020年CTのクオリファイのラインは9位以内まで下がっている。
(本来はQSランキング6位までだが、CTサーファーがCTで10以内に入った場合は繰り上げされる)

2018年のQSランキングでは13,180ポイントで9位のシルヴァナ・リマまでがクオリファイのラインだったので、都筑有夢路はすでにクリアしている。
最終戦、オーストラリアでのQS6,000『Port Stephens Toyota Pro』で更にポイントを伸ばす可能性も十分にあり、日本人女子初のCT入りが現実的になってきた。

WSL

大会を通して好調なサーフィンを続けた 都筑有夢路。 大会を通して好調なサーフィンを続けた 都筑有夢路。 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

脇田紗良はクオーターファイナルで惜しくも都筑に敗退  脇田紗良はクオーターファイナルで惜しくも都筑に敗退  Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

本戦は5位フィニッシュとなるが、ジュニアツアーではリベンジ果たし優勝。WJC日本代表の切符を手に入れた。 本戦は5位フィニッシュとなるが、ジュニアツアーではリベンジ果たし優勝。WJC日本代表の切符を手に入れた。 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

メンズQS1,000は村上舜が優勝

メンズQS1,000で優勝した村上舜。今大会の成績を受け現在QSランキング151位。残る台湾のQS3000でトップ100位以内を目指す   メンズQS1,000で優勝した村上舜。今大会の成績を受け現在QSランキング151位。残る台湾のQS3000でトップ100位以内を目指す   Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

今シーズンから加わったメンズQS1,000は『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』で2年連続でファイナルに残り、4位のクーパーメダルを獲得。
暫定的ながら2020年東京オリンピックの出場権を獲得した村上舜が安定した強さを見せ、ファイナルではJPSAランキングトップの西修司を相手に2本の7ポイントをまとめて圧勝。

お倉ヶ浜は2016年に大原洋人を倒して優勝した相性の良い場所。
海外でのQSでは結果を残せずにランキング151位と苦戦している今年、今回の優勝で良い流れを掴みたいところでしょう。
次は11月23日〜26日に台湾・台東の金樽漁港「Jinzun-Harbor」で開催されるQS3,00『Taiwan Open of Surfing』に参加予定。

メンズQS1,000結果
1位 村上舜
2位 西修司
3位 平原颯馬、和井田理央(IDN)
5位 都築百斗、仲村拓久未、西慶司郎、田中大貴

男子優勝は村上舜 男子優勝は村上舜 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

Men’s QS1000ファイナリスト Men’s QS1000ファイナリスト Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

ベストライディング賞の須田喬士郎 ベストライディング賞の須田喬士郎 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

WJCアジアリージョナルの代表が決定

ボーイズで優勝したインドネシアのケトゥ・アグス ボーイズで優勝したインドネシアのケトゥ・アグス Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

11月26日〜12月1日に台湾・台東の金樽漁港「Jinzun-Harbor」で開催されるアフリカ、オーストラリア・オセアニア、ヨーロッパ、アジア、ハワイ・タヒチ、ノースアメリカ、サウスアメリカと7つのリージョナルの18歳以下の世界一を決める『WSL Junior Championships』

アジアリージョナルの代表を決める千葉県千歳での『M.B.J Pro 南房総ジュニアプロ』、三重県国府の浜での『Ise Shima Pro Junior 伊勢志摩プロジュニア』が共に台風の影響で中止になったため、『WJC Asia Championship』として再編されて開催。

ボーイズではインドネシアのケトゥ・アグスが優勝。
ファイナルに残った村田嵐、矢作紋乃丞、加藤翔平の4名。
ガールズは優勝した脇田紗良、2位の松田詩野が代表の枠を獲得した。

同時開催のジュニア、メンズファイナリスト 同時開催のジュニア、メンズファイナリスト Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

ジュニア、ウィメンズ優勝は脇田紗良、2位が松田詩野 ジュニア、ウィメンズ優勝は脇田紗良、2位が松田詩野 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

会場のお倉が浜 会場のお倉が浜 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

週末は各種イベントも開催 週末は各種イベントも開催 Photo:THE SURF NEWS /OGAKIYO

関連リンク

クラブ名
THE SURF NEWS「サーフニュース」
クラブ説明文

国内外のサーフィン関連ニュースを発信する「THE SURF NEWS(サーフニュース)」の公式アカウントです。2020年東京五輪のサーフィン関連情報や、人工サーフィン施設、業界最新動向、話題のサーフギア、コンテスト、初心者から経験者まで役に立つHowToなど様々なニュースをお届けします。

スポナビDo

イベント・大会一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント