【サーフィン】「サーフィンを通じてよりよい世界を」国際サーフィン連盟が新スローガン発表

チーム・協会

【Photo: ISA / Sean Evans】

2017年フランス大会の47カ国を上回る55カ国、240名が宮崎木崎浜に集まったサーフィンのワールドカップ『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』

団体で金メダルを獲得したブラジルを始め、アメリカ、日本、オーストラリア、フランスなどの強豪国は55カ国の内の少数であり、大多数の国は「参加することに意義がある」というオリンピックの精神に則り、メダル獲得とは違う広いビジョンを持って参加している。

今回、国際サーフィン連盟(ISA)が新たに発表したスローガンも「For a Better Surfing Future(サーフィンのより良い未来のために)」から「A Better World Through Surfing(サーフィンを通じてよりよい世界を)」と一段階、大きく広い考え方になった。

オリンピックにサーフィンが採用されるこの時代、サーフィンが世界を変える日が遂にやってきた。

ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏の声明

私たちはサーフィンの力が社会的、文化的、環境の改善になると常に深く信じてきました。
そして、サーフィンがより広く地域社会に貢献して刺激を与えることも。

本日、ISAが’サーフィンを通じてよりよい世界を’というスローガンを発表出来て本当に嬉しいです。

私は一年前にこの新しいスローガンを作成しました。
そして、ISA実行委員会が日本でのワールドサーフィンゲームスで集まり、満場一致でこのスローガンを承認してくれたことを嬉しく思います。

このスローガンはサーフィンがオリンピックに選ばれて以来、サーフィンの魂とこのスポーツが長年に渡って歩んできた行程を表現するために進化しました。

サーフィンの影響力、前向きな格好良さは世界中で拡大を続け、多くの人がサーフィンを楽しんでいます。

ISAが主導するサーフィンの爆発的なグローバル展開は世界をより良い場所にするために積極的な役割を果たしています。

オリンピックでは、IOC独自のビジョンと価値観を表現した「Together We Can Change the World(私たちは一緒に世界を変えることが出来る)」という世界的な運動があります。

この積極的な貢献に沿って、ISAではサーフィンの普遍性が社会に大きな利益をもたらすと確信しています。

私たちはスポーツにおける男女平等の改善など重要な問題に取り組むため、責任を持ってコミットメントを続けています。
環境的には持続可能な方法を提唱し、海の安全性を向上させるための活動を行い、地球環境の脅威に取り組んでいます。
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