【UFC】グラップラー対決でマイルズ・ジョーンズがデビュー

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【Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images】

ダラスのフォーティスMMA以上にデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)で成功を収めたチームはいない。セイフ・サウード率いるチームは最初の2シーズンで5人のUFCファイターを輩出しており、シーズン3にも1人をビッグステージに送り込んだ。そこでマイルズ・ジョーンズは第2週にリッチー・サンチアゴにユナニマス判定で勝利し、記録を9勝0敗に伸ばした。

25歳のジョーンズがここまでたどってきた道のりは、どこかなじみ深いものだ。LFAでリヴァイ・モウルズ、カイオ・マチャドとエリック・エリントンに勝利して一躍注目を浴び、昨年末にはエイドリアン・ヤネスとのハードファイトを制し、同プロモーションで空座となっていたバンタム級タイトルを獲得した。続いてラスベガスでサンチアゴを相手にショーを繰り広げたジョーンズは、UFCロースターに名を加えたチームメイトのアロンゾ・メニフィールド、ライアン・スパンやジェフ・ニールと同様に、オクタゴンデビューで顔見せの機会を得た。

ジョーンズがバンクーバーで対戦するのは、ハイウェイ沿いのスコーミッシュ出身でここまで無敗のカナダ人ファイター、コール・スミスだ。スミスは5月に短期間の準備でUFCデビュー戦に臨み、勝利を収めた。カナダでカナダ人を相手にするのはそれだけでもタフだが、Battlefield Fight Leagueで開花したスミスにとってはまさにホームタウンでの試合であり、大勢の観客から最も大きな声援が彼に送られるはずだ。

スミスとジョーンズは共にグラップラーであり、前者はすでにデビュー戦で名のあるベテランを倒している。ロジャーズ・アリーナに乗り込んで活躍することができるなら、ジョーンズがバンタム級の新人リストでスミスの地位を奪い取ることも可能だ。

チームの経験がこの夏のDWTNCSで役立ったように、彼らは次のステップにも熟練しており、それはこの週末のジョーンズを成功へと導くに違いない。
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