シンデレラボーイ

<国内男子ゴルフ>ゲンちゃんこと時松隆光が輪厚でリベンジ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)

■国内男子ゴルフ「ANAオープン(9月12日〜15日、北海道・札幌ゴルフ倶楽部 輪厚(わっつ)コース」初日

ゲンちゃんが”大将”に感謝のリベンジを誓った。時松隆光(ときまつりゅうこう)が輪厚(わっつ)で初日に66。ボギーなしの6アンダーで回って、好スタートを切った。

前半のインコースはバーディ1個で静かに折り返すと、1番からべたピンの3連続バーディ。勢いづいた。
6番では奥から20ヤードのアプローチをチップイン。最後の9番パー5は2オン2パットのバーディ締めで、2年ぶりの輪厚(わっつ)でも好位置につけた。

震災の影響で開催中止となった前年の一昨年は、池田勇太とのプレーオフの末に2位。
「相手が相手でしたし、勇太さんには負けましたけど、それをきっかけに、練習ご一緒させてもらうようになりまして」と、今週も、火曜日に練習ラウンドに混ぜてもらったり、「本当によくしていただいている」。

普段は尊敬と親しみを込めて”大将”と呼ぶ。
そんな池田に恩返しの気持ちがいっそう強くなったのは、先週。
3日目の7日土曜日は、ゲンちゃんの26歳の誕生日だった。
せっかくのバースデーに何の予定もなく、またその日のゴルフもスコアを落として「ろくな日じゃなかった」と、肩を落として戻った時松の前に、ふいに誕生ケーキを持って現れたのが池田だった。

その週、開幕前に右足を負傷した池田が、あえて現地で治療につとめて土曜日までコースに残っていたのは、このためだったと後で知った。
「大将を待たせてしまった」という恐縮と、「僕のために待ってくださった」という喜び。
「本当に嬉しかった」と、すぐに池田の誕生日を調べて「12月22日は、どんなお返しをすればいいか。でも本人に聞くわけにはいかないし、迷ってます」と、今から頭を悩ませるゲンちゃん。

池田との親交を深めるきっかけとなった今大会も「変なプレーをしたらいけない」と、前回覇者の存在が今週の気力の元にもなっている。

プロ5年目の16年に、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で、ツアー初V。そのすぐ翌週に、北海道で行われたツアー外のマッチプレー競技で、V賞金1億円を手にした”シンデレラボーイ”。
その後、ツアーはさらに2勝を重ねたが「物欲がない。何を買ったらいいかわからない」と、人気のスポーツバラエティ番組で打ち明けたことをきっかけに、某ネットテレビの企画で時松ら若手の買い物風景を、ライブ中継することになったのが今週の月曜日。

初めての大物買いに、廃盤間近の高級アンティーク時計を選んだ理由が「職を失った時に、高く売れると聞いたから」と、せっかくの腕時計も大事にしすぎて、今週は金庫に預けたまま。
庶民派ゲンちゃんが、大会の地元発祥のビールメーカー「サッポロビール」と、ロゴ入りキャディバッグの使用契約を結んだのは昨年。
ゲンちゃんには北海道で恩返しをしたい人が一杯いる。

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