【サーフィン世界選手権】ソフィア・ムラノビッチが優勝、五十嵐・大原・ケリーが登場!『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』4日目
会場となる宮崎木崎浜は、昨日までと比べ若干サイズダウンはしたもののまだ十分なサイズをキープし、女子ファイナルデーまで勝ち残った世界トップの選手らが引き続き見応えのあるパフォーマンスを披露。
また、ISAコンテストでは、WSLや日本国内の一般的なコンテストとは異なり、各選手共に一度だけ負けることが許される“ダブル・エリミネーション方式”を採用。メインラウンドを敗退しても、敗者復活戦となるリパチャージを勝ち続けることによりグランドファイナルに進むことができるのも、見どころのひとつ。
ステファニー・ギルモア、サリー・フィッツギボンズ、キャロライン・マークスなど、優勝候補筆頭と思われたCT選手らがメインラウンドを次々と敗退し、むしろリパチャージの方が濃いメンバーになるなど見応えのあるヒートが続いた。
そんな中、メインラウンドで一度も敗退することなくストレートでファイナルに駒を進めたのは、シルバナ・リマ(BRA)とソフィア・ムラノビッチ(PER)、リパチャージからはカリッサ・ムーア(USA)、ビアンカ・ブッテンダグ(RSA)がファイナルへの切符を手にした。
注目のファイナルではライト・レフト共に波数もあり各選手がトータル12pt台を揃える接戦の中、7.20ptのラストライドで逆転に成功したのは、元CTのソフィア・ムラノビッチ。
現在36歳の彼女がこのグランドファイナルでも現役CT選手らを退け、トータル13.80ptで見事金メダルを獲得した。
元CT選手、現在QSランク227位のソフィアが、CT選手らを退け見事金メダルを獲得。
ウィニングインタビューの五十嵐カノア。「まだ60%くらいのライディング、ファイナルに向けて100%の力を出せるよう照準を合わせていきたい。」
続くヒート21では、期待の大原洋人も登場しラウンド1を快勝。ラウンド2へ駒を進めた。
ケリー・スレーター「アマチュア時代、この大会で優勝経験がないから、頑張って優勝したいよ。」Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
大原洋人「この大会はオリンピックの選考ではあるけど、自分のベストなサーフィンをして結果がどうついてくるかに集中したい。」Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
平日とは思えないほどのギャラリーが駆けつけ波乗りジャパンを応援。Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
明日のファーストコールはam7:30、予定では、8:00より団体戦「アロハカップ」が行われ、ファイナルまで進行。
男子ラウンド1の残りヒートは、am11:40頃を目処に再開される予定。
コンテストの進行スケジュールは流動的なため、現地の情報は引き続き特設サイトにてお知らせします。
フィリッペ・トレド(BRA)は五十嵐カノアのシグネチャーモデル「ストームズ」を使用。 Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
南側の会場ではジョーディ・スミスも登場。 Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
出場選手をチームで応援するブラジル、アメリカ。プロツアーでは見られない光景。Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
五十嵐カノアのヒートは「Go Kanoa」を掲げてギャラリーが応援。Photo: THE SURF NEWS 【Photo: THE SURF NEWS】
金 ソフィア・ムラノビッチ(PER)
銀 シルバナ・リマ(BRA)
銅 ビアンカ・ブッテンダグ(RSA)
カッパー カリッサ・ムーア(USA)
(THE SURF NEWS編集部)
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