千葉ロッテマリーンズが９月に入って６勝２敗１分けと怒涛の進撃を続けている。首位の福岡ソフトバンクホークスには１７勝８敗と完勝。９月１０日の北海道日本ハム戦（東京Ｄ）では１０対２とまったく危なげない一方的な展開で勝利した。明日１１日には現在８連敗中と泥沼状態のオリックスバファローズ戦に手も足も出ないほど手堅く勝利して３連勝とし、週末敵地での西武ライオンズ戦に挑むことになる。

　現在６５勝のロッテ。残り１１試合で５勝をすると伊東勤政権の２０１６年以来の７０勝に到達（この年は７２勝）。７５勝まで到達をすれば下剋上での日本一を達成した西村徳文政権の２０１０年以来となり、縁起をいい。1３連勝の貯金１３でリーグ戦をフィニッシュさせると2位だったバレンタイン政権の07年以来の二桁貯金（この年は貯金１５）。奇跡の逆転リーグ優勝の可能性も含めて夢はどこまでも広がっている。9月は千葉ロッテマリーンズの高笑いを他球団ファンは羨望の眼差しで見つめている。