【UFC】ライト級の新たな脅威となれるか 大きなポテンシャルを秘めるドン・マッジ
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images】
南アフリカから来た28歳のドン・マッジは、昨年10月のファイトナイト・モンクトンでデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)を勝ち抜いたティー・エドワーズと対戦し、事前予想ではマッジがかなり不利と見られていた。しかし、彼は自分が見くびってはならない存在であることをすぐに証明した。
マッジは30秒もしないうちにエドワーズからダウンを奪い、その2分後にはアームバーを仕掛けて残りのラウンドを支配した。上に乗られても巧みな技術で抜け出し、第1ラウンドのラスト45秒では再び立って打撃で攻め込んだ。第2ラウンドが始まってすぐ、マッジは一気にケージ際までエドワーズを追い詰め、ハイキックを繰り出した。エドワーズは1度目こそ辛うじて防御したものの、数秒後に今度は反対側から次のキックがさく裂し、試合は突然の終わりを迎えた。
今週末のマッジは当初マゴメド・ムスタファエフと対戦する予定だったが、ムスタファエフが撤退を強いられたため、新人のファレス・ジアムとぶつかることになった。
ライト級は粒ぞろいのファイターたちばかりで層が厚く、毎月多くの試合が行われていてインパクトを与えるのが非常に難しい階級だが、マッジはその中でもずばぬけた存在になれるポテンシャルを持っている。昨秋のエドワーズ戦では相手を圧倒しており、ライト級タイトルマッチがメインを飾るこのイベントで同様の力を発揮できれば、この“マジック・マン”の前進に人々は注目せずにいられなくなるだろう。
マッジは30秒もしないうちにエドワーズからダウンを奪い、その2分後にはアームバーを仕掛けて残りのラウンドを支配した。上に乗られても巧みな技術で抜け出し、第1ラウンドのラスト45秒では再び立って打撃で攻め込んだ。第2ラウンドが始まってすぐ、マッジは一気にケージ際までエドワーズを追い詰め、ハイキックを繰り出した。エドワーズは1度目こそ辛うじて防御したものの、数秒後に今度は反対側から次のキックがさく裂し、試合は突然の終わりを迎えた。
今週末のマッジは当初マゴメド・ムスタファエフと対戦する予定だったが、ムスタファエフが撤退を強いられたため、新人のファレス・ジアムとぶつかることになった。
ライト級は粒ぞろいのファイターたちばかりで層が厚く、毎月多くの試合が行われていてインパクトを与えるのが非常に難しい階級だが、マッジはその中でもずばぬけた存在になれるポテンシャルを持っている。昨秋のエドワーズ戦では相手を圧倒しており、ライト級タイトルマッチがメインを飾るこのイベントで同様の力を発揮できれば、この“マジック・マン”の前進に人々は注目せずにいられなくなるだろう。
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