【サーフィン】「WSLスタジオ」本格始動、11度の世界王者ケリー・スレーターのドキュメンタリーも制作
【PHOTO: © WSL】
世界最高峰のサーファーの素晴らしい生活や、物語にスポットを当て、このスポーツの文化としての魅力的な部分を伝える。
2019年からスタートしたこのスタジオの初回のプログラムは短編のドキュメンタリーが中心。
その方面で受賞歴がある制作会社、映画製作者、革新的なプロデューサーによるコンテンツが配信されている。
ケリー・スレーターのドキュメンタリー
12月のパイプラインまで撮影は行われるそうだ。
サーフィン界で最も偉大なチャンピオンであり、スポーツ界の中でも伝説化されている人物の物語。
47歳、史上最高のアスリートの一人が自身のキャリアを振り返り、引退、オリンピック、世界最高のツアーを戦うため、パフォーマンスのレベルを維持するプレッシャー、彼の周りに渦巻く全ての話や疑問について率直に話すなど興味深い内容だ。
『Box to Box Films』との提携
この企業の作品は思慮深く、洞察力があり、従来のスポーツドキュメンタリーの世界に風穴を開ける挑戦をしている。
2020年3月に本格始動、世界最高の波、世界最高のサーファーを追うシリーズの準備が進んでいる。
スポーツとしてのサーフィンの魅力をこれまでにないアプローチで伝えることになるだろう。
『Box to Box Films』
https://www.boxtoboxfilms.com/
WSLポッドキャストネットワーク
そのために業界シェアの過半数を占める音声プラットフォームアプリの会社「Himalaya Studios」との提携を発表。
2019年秋にはポッドキャストデビューをする予定だ。
『Deep Blue』 マーク・ヴィサー プロジェクト
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2018年にアカデミー賞を受賞したロッククライマーのドキュメンタリー映画『フリーソロ』のサーフィン版とも呼べるプロジェクトになるそうだ。
Transformed
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1977年のワールドチャンピオン、ショーン・トムソンがホストを務めるこのシリーズ。各エピソードでサーファーの人間性、文化的な影響に焦点を当て、劇的に変わった物語を取り上げる。
8月5日に公開されたエピソード1「The Cuba Unknown」は、2016年にアメリカの大統領バラク・オバマによって国交が回復したキューバのサーファーの物語。
最近までサーフィンが違法のスポーツだったこの国。それが自由になり、キューバの二人のチャンピオンの生活がどのように変化していったのか、サーフィンに対する情熱の追求、その意味などを探っている。
サーフランチ・セッション
「WSLスタジオ」は、その模様をまとめ、ある職業のトップにいる一個人としてのこの波に対するアプローチや、サーフィンの物語を制作する。
エピソード1は、2019年最初に公開されたF1チャンピオンのルイス・ハミルトンが主役。ケリーとカイ・レニーを交え、F1とサーフィンの類似点を議論するという興味深い内容だ。
Brilliant Corners
現在は旅行作家でWSLのコメンテーターも務める彼のアドベンチャームービー「Brilliant Corners」が「WSLスタジオ」で公開される。
このシリーズはサムがロングボードを持って世界中を旅し、文化、食べ物、サーフィンコミュニティなどを紹介。シーズン1はマダガスカル、パプアニューギニア、インド、セネガルを案内する。
All In: Season 2
シーズン1はジュリアン・ウィルソン、ジョーディ・スミス、カリッサ・ムーア、レイキー・ピーターソンが登場。シーズン2では2020年東京オリンピックへの取り組みも含まれる予定だ。
Sound Waves
シーズン1は6月29日から公開され、セス・モニーツ、コナー・コフィン、ジャック・ロビンソンなどが取り上げられ、WSLの中で最も視聴率が高いシリーズだった。
シーズン2は8月14日からブリッサ・ヘネシー、セバスチャン・ズィーツ、コートニー・コンローグが公開されている。
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