【フットサル第13節/町田×立川・府中】痛恨エラーで東京ダービーに敗れるも前を向く指揮官「立川・府中らしさを出せた試合だった」(立川・府中 山田マルコス勇慈監督)

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【軍記ひろし】

8月18日(日)にFリーグ2019/2020ディビジョン1 第13節のペスカドーラ町田vs立川・府中アスレティックFCの東京ダービーが町田市立総合体育館で行われ、立川・府中は4-5で敗れている。

中断明け初戦となるアウェイゲームに臨んだ立川・府中は、前線から積極的なプレスを仕掛けて主導権を握ると、6分にキックインの流れから最後は皆本晃がシュートを叩き込んで先制。さらに7分には相手のCKを防いでカウンターを発動すると、上村充哉がピレス・イゴールとの1対1を制して2点差とした。ところが、そこから町田の反撃に遭い、試合を振り出しに戻されてしまう。それでも15分にまたもカウンターから、最後は左サイドから走り込んだ関尚登が押し込み、勝ち越して前半を終えた。

後半はリードしている影響からかやや重心を下げて入ると、逆に町田にペースを掴まれて立て続けに失点。一気に逆転まで許して、追いかける展開となってしまう。35分からは内田隼太をゴレイロに入れたパワープレーに入ると、直後の36分には右サイドのマルキーニョが入れたシュート性のボールを、セグンドに詰めたジョーが胸で押し込み試合はまたも振り出しに。なおもパワープレーを続ける立川・府中だったが、38分に皆本の横パスを奪われると、その流れのカウンターから勝ち越しゴールを奪われる。結局、このゴールが決勝点となりシーソーゲームとなった東京ダービーは悔しい敗戦となった。

一時は2点リードするも…

山田マルコス勇慈監督(立川・府中アスレティックFC)

──試合を振り返って。


連敗が続いているなか、東京ダービーを意識してこの2週間は立川・府中らしさを探すトレーニングをしてきました。この試合は、結果だけ見ると残念ですが、流れを見れば立川・府中も強くプレーできることを署名することができたと思います。リーグの中でこれから取り返せるようにしなければいけません。

試合に勝つためには、7割うまくいっても3割でやられることもあります。今日はお互いにチャンスがあって、そのなかでも立川・府中らしさを出せた試合だったと思います。

──前半はジョー選手の起用時間が短かったようだが

簡単に言えば、ジョー選手は先週の練習で足首を捻挫していました。出れない可能性もあって、チームとしてはいないものだと考えていましたが、奇跡が起こって木曜日の練習に参加できました。ただ、チームとしてはいない前提で進めていて、それでもあれほどの一流選手を使わないともったいないので短い時間起用することにしました。色々考えながらやっていくなか、パワープレーの練習には入っていたので、そこでは起用できました。来週もジョーをどう使うかを考えてやっていきたいと思います。

クロモト(立川・府中アスレティックFC)

──試合を振り返って。


連敗しているなかで、特にいうことはありません。もう一度、自信を取り返さないといけないと思っています。試合を振り返るとそれからいい試合でしたが、2-0になって逆転されています。ミスなどもあって、そこも含めてもっと集中しなければいけないと感じています。来週に向けてあと4日間、練習から頑張っていきます。
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