【UFC】ケイシー・ケニーがUFC 241でタイプの異なるグラップラーと実力だめし

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【Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images】

ケイシー・ケニーはデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)シーズン1の第2週、最初の試合に出場してC.J.ハミルトンからユナニマス判定での勝利を挙げた。それが契約につながることはなかったものの、同じシーズンの後半で再び声がかかる。ラスベガスに戻ったケニーだったが、今度はアダム・アントリンとの試合をスプリット判定で落とした。

この敗北はUFCへの夢にひとときの待ったをかけたのみならず、無敗の記録が破られたという意味でもケニーにとって厳しい結果だった。しかしながら、DWTNCSでの後退から立て直そうとするあらゆるファイターにとって理想とも言えるルートをたどったケニーは、LFAで4勝0敗をマークしてバンタム級とフライ級の暫定王座を手中にする。2つ目のタイトルを手にしたわずか8日後、ケニーはオクタゴンでリュウ・ピンユエンの代役だったカイラー・フィリップスに代わってレイ・ボーグと対戦し、白星を挙げたのだ。

今週、ケニーはこれまでに敗北を喫したことのないマニー・バミューデスと対峙する。2人の非常にタイプの異なるグラップラー同士のバトルは、実に興味深いカードだ。バミューデスが柔術のスペシャリストであり、キャリア14勝のうち3勝以外は全てサブミッションで決めているのに対し、ケニーはよりコントロールに重きをおく柔道選手だ。

28歳のケニーは今、最高の勢いに乗っており、自信は天井知らずだ。それをケージでも発揮し、バミューデスの連勝記録を止めることができれば、バンタム級の有力選手にしてこれまでにDWTNCSが輩出してきた中でも優れた存在だとみなされるだろう。
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