【UFC】鮮烈なデビュー戦からしばらく シャナ・ドブソンの自己紹介再び

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【Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images】

シャナ・ドブソンが初めてオクタゴンに足を踏み入れ、アリエル・ベックを相手に強烈なデビュー戦勝利を飾ったのは2017年12月、ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン26フィナーレでのことだった。それから20カ月、最後の試合から数えても優に1年が過ぎており、この30歳のTUFコンテスタントの名前が人々の記憶から薄れかけているとしても無理はない。

今週末のサビーナ・マゾとの対戦は、“デンジャー”ことドブソンにとって再度自己紹介をする最高のチャンスだ。

彼女はUFCの初代女子フライ級王者を決めるTUF 26のトーナメント初戦でトップシードのロクサン・モダフェリに黒星を喫した。ドブソンにとってはこれがケージでの6度目の戦いだったが、相手はすでに34戦を経験していた。

それでもドブソンは数カ月後のフィナーレで印象的な復活を見せ、右のパンチでベックを撃破。フライ級の新人として一味違うことを証明してみせた。残念ながらローレン・ミューラーとの2戦目は敗北に終わり、その後はけがによって予定していた試合の欠場を強いられ、出番のない日々が続いていた。

注目度で言えば対戦相手のマゾの方が上だろう。マゾは元LFA王者で、ノックアウトが話題となって鳴り物入りでUFC入りしている。だが、ドブソンにとっては自分のパワーとスキルの向上を存分に発揮できる機会を与えてくれるタイプのファイターと言える。まだ成長の初期段階にいるファイターたちを評価するのは難しいが、ドブソンはそのキャリアを通して何度も輝きの片りんをのぞかせており、それを今週末のケージに持ち越すことができれば、これまでで最大の勝利を手に会場を去ることができるかもしれない。
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