千葉ロッテマリーンズがついに対ソフトバンク戦の勝ち越しへＭ１とした。８月７日の同カードに連勝。今季、早くも４度目のホークス戦勝ち越しを決め、通算１２勝５敗。８日も勝ち、今季２度目の同一カード３連勝を決めれば、伊東勤監督時代の２０１３年以来となるホークス戦勝ち越しが決まる。

　快勝に井口資仁監督もニンマリだ。「明日も勝つ。しっかり勝ちたい。今年はずっとこの時期（８月）をどのように乗り越えるかを考えながらやってきた。それが今、成果として出ている」と手ごたえを口にする。

　スパートをかけると明言した８月はこれで５勝１敗１分け。５位から４位に浮上し、最大９・５ゲーム差あった首位とのゲーム差は４・５。誰もが夢物語と思っていた首位の座は目前に迫っている。そしてその目標を誰よりも現実の事と判断し、心が揺らぐことがなかった指揮官は冷静に一手一手を打ち、着実に敵を追い詰めている。令和元年のリーグ優勝。千葉ロッテマリーンズファンの誰もが今は確信をしている。さあ、頂点へ。千葉ロッテマリーンズの８月が始まった。