ロッテ藤原 フレッシュオールスターを振り返る

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【ロッテ藤原恭大外野手】

 千葉ロッテマリーンズの藤原恭大です。7月11日、仙台でのフレッシュオールスターゲームに出場させていただきました。大阪桐蔭高校で同級生の中日・根尾。3年夏の甲子園決勝で対戦した金足農業高校出身の日本ハム・吉田輝星投手、中学校で同じチームでプレーをした広島の小園など、同じく高卒1年目の選手が沢山、出場したこともあって、とても楽しかったですし新鮮でした。高校を卒業後、なかなかじっくりと話をする機会もなかったので、今の自分の状況、チームの事など、色々な話をしました。とても楽しい時間であっという間に一日が終わりました。

 試合は4打数1安打。1、2打席と連続三振で迎えた九回の最後の打席では集中して初球からフルスイングをしようと心がけて臨みました。結果はフルカウントから遊撃内野安打。自分としては抜けたと思った当たりだったのですが、中日の根尾選手がグラブに収めたので、必死に走りました。肩の強い選手なのでヤバいと思いましたが、セーフになってよかったです。

 塁に出てからは、とにかく走ろうと決めていました。スタートさえよければセーフになると考えサインとかでなく自分の判断で積極的に走りました。二盗の後は三盗。周囲からは「ホームスチールも狙っていたやろ」と言われましたが、ホームスチールはさすがに考えていませんでした。ただ塁に出たらどんどん走ってやろうと思っていたので、自分の考えていたプラン通りに走れたのは嬉しいです。少しは自分の足を魅せることが出来たたかなと思います。二盗は良いスタートが切れましたし、三盗もノーマークだったので思い切っていけました。

 1番印象に残ったのはMVPにもなった広島小園選手のホームランです。小園選手とは仲良しで、お互いの家族ぐるみで付き合いがあります。一緒によくバッティングセンターに行ったりしました。プロが決まった昨年の12月も家族旅行で一緒に温泉に行きました。今年の新年も馴染みのバッティングセンターで打ち始めを行いました。それだけにセンターで守備につきながらスタンドに入る打球を見ていて、やられたなあと思いました。彼はすでに一軍でも初本塁打も記録するなどスタメンで活躍していますし自分たちの世代の中では現状、一番リードしている。負けられないという気持ちで今後、頑張っていきたいです。

 今回のフレッシュオールスターでは自分のプレーをしようと思って臨みましたが、終わってみると悔しい気持ちの方が大きいです。それは積極的に打って行こ うと決めていた1打席目になかなか手が出なかったことと、ボール球を振ってしまった事です。この悔しさと経験を後半戦に生かしていきたいです。一軍に呼んでいただき、結果を残せるように頑張りますので、これからも応援宜しくお願いします。

文・千葉ロッテマリーンズ外野手 藤原恭大
構成・千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章
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