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2019年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録

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2019年度 第7回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録

2019年7月30日


〔司会より決議事項、報告事項について説明〕

《決議事項》
1.Jリーグ百年構想クラブからの脱退の件(前橋)
本日開催した理事会で、tonan前橋の百年構想クラブから脱退を承認しました。

関連プレスリリース
https://www.jleague.jp/release/post-59650/

2.ホームタウン追加の件
本日開催の理事会において、アルビレックス新潟がホームタウンを追加することを承認しました。
本日よりアルビレックス新潟は、従来の新潟市・聖篭町に加えて、阿賀野市・阿賀町・粟島浦村・出雲崎町・糸魚川市・魚沼市・小千谷市・柏崎市・刈羽村・加茂市・五泉市・佐渡市・三条市・新発田市・上越市・関川村・胎内市・田上町・津南町・燕市・十日町市・長岡市・見附市・南魚沼市・妙高市・村上市・弥彦村・湯沢町を新たにホームタウンとなりました。

関連プレスリリース
https://www.jleague.jp/release/post-59648/

3.鹿島アントラーズの株式譲渡について
リリースがあった通り、鹿島アントラーズの株式譲渡について理事会で承認しました。詳細につきましてはこの後、鹿島アントラーズ主催で記者会見を行いますのでそちらでご確認ください。


[報告事項]
1.「2019Jユースカップ 第27回Jリーグユース選手権大会」大会概要および組み合わせの件
「2019Jユースカップ 第27回Jリーグユース選手権大会」を開催することを決定しました。大会概要、組み合わせ表、今後の発表スケジュールについてお知らせします。
第27回目の開催となる今回は、前回に続きミクニワールドスタジアム北九州が決勝の地となります。
※注釈
ノックアウト方式によるトーナメント制で、J1・J2・J3の53クラブ(福島ユナイテッドFC、藤枝MYFCは不参加)が参加。1、2回戦の会場および全試合のキックオフ時刻につきましては、9月上旬の発表を予定。

関連プレスリリース
https://www.jleague.jp/release/post-59660/

2.スタジアム登録名称変更の件(京都・西京極)
京都サンガF.C.がホームスタジアムとして使用しております「京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場」は、株式会社たけびし(本社所在地:京都市右京区西京極豆田町29番地)との施設命名権契約締結に伴い、「たけびしスタジアム京都」に名称が変更となります。

関連プレスリリース
https://www.jleague.jp/release/post-59652/


〔村井チェアマンのコメント〕
7月の理事会が終わりました。8月は理事会がございませんので、次回は9月となります。鹿島アントラーズの株式を日本製鉄株式会社様から株式会社メルカリ様に譲渡されることを理事会で決議いたしました。この後、3社合同での記者会見がありますので、その場で詳細をご確認いただければと思います。メルカリ様が鹿島の株式の過半数を取得されるということになり、筆頭株主となります。Jリーグ発足以来、支えていただきました日本製鉄様は、この後も10%程度の株主としてクラブをご支援いただくということと、ホームタウン構想は変更ございませんし、歴史を守りながらさらにご支援をいただけると聞いています。

その他、本日の決議事項以外でいくつかございます。明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019で、川崎フロンターレとチェルシーFCが対戦しました。日産スタジアムに61,012名の方にご来場いただき、Jリーグ主管試合で過去最高人数を記録しました。大変多くのお客様にJクラブとヨーロッパチャンピオンの戦いを見ていただきました。

その他、Jリーグの主管試合ではございませんが、FCバルセロナ、マンチェスターシティなど世界の強豪クラブが夏に来日しています。世界レベルのリーグに育てていこうという想いがあるとともに、世界最高レベルの試合を多くの皆様に見ていただけたことと思います。本日は決議をしていませんが、育成やユースに関する取り組みをプロジェクトDNAと称して、育成に舵を切っています。このあたりの意見交換も進めています。

来年開催されるオリンピックも365日を切り、カウントダウンが始まっていますが、Jリーグとしても全面的に協力をしていこう、男女ともにメダルを取りにいこうということで、日本サッカー協会(JFA)サイドと協議をしています。日程面では、全面的に協力するという意味で、Jリーグを大会期間中、J1、J2、J3すべて中断しようと協議中です。

また、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、8月27日に上海で浦和レッズが上海上港、翌日28日に鹿島アントラーズが広州恒大とアジアのタイトルをかけて戦います。この場でも何度か申し上げてきましたが、大会の競技成績が次の2021年からのアジア出場枠を決定します。現状のところ、「2+2」という出場枠が、「3+1」にほぼ確定している状況です。当然、浦和、鹿島とも3連覇を目指して努力していくわけですけども、今回は出場チーム以外も、日程調整に関してリーグ全体をあげて支援体制を取ってきました。その一つの結果がみえたと思います。クラブには感謝をしています。

〔質疑応答〕
Q:鹿島の件ですが、IT企業が参入することになります。欧州ではクラブが売買されるのが人気のバロメーターの一つですが、鹿島というトップクラブを新しい企業が取りたいと思っている状況について、チェアマンのお考えをお願いします。

A:村井チェアマン
詳細は、直接、この後の会見で、ご確認いただければと思います。私の立場からすると、全く何もない状態からジーコを招聘して、サッカー専用のカシマサッカースタジアムを建設し、20を超えるタイトルを獲っているのが鹿島というクラブです。その礎をずっと支えてきたのが、住友金属様、新日鐵住金様、日本製鉄様ですので、感謝の気持が非常に大きいです。その上で、26年前と現在でサッカーを取り巻く視聴関係、コミュニケーション関係が随分変わりました。年間1,000試合を超える試合がDAZNで配信され、動画がインターネットでまたたく間に拡散されます。選手のコミュニケーションもSNSを通じて日々発信されています。チケットのセールスや物販まで、インターネットを介してサッカーやスポーツがテクノロジーのおかげで身近になってきました。今後、鹿島がより発展するときに、日本製鉄様はB to Bの会社でございますが、直接コンシューマーと接点を持っているB to Cの会社の知見も、クラブにとっては貴重なものとなる可能性があると思っています。B to Cという手法は、インターネットテクノロジーを介したものであることも、大変クラブの成長にとっては大きな要素かなと感じます。大事なのは、地域密着を掲げて成長してきたクラブなので、決してホームタウンの人口が多いわけではありません。パートナー企業とクラブが懸命な努力で、ここまで成長してきたクラブです。この後も、ホームタウンを大切にしていただき、今回の株式譲渡の前提条件としてホームタウンの変更をすることはないと聞いています。地域を大切にしていき、そこを足場にしながら、世界に飛躍していくクラブになっていってほしいなと思います。そういう理念も含めて合意していると認識しておりますので、私としては歓迎している次第です。

Q:リーグ全体の価値としては、いかがですか?

A:村井チェアマン
リーグ全体に関しては、FC町田ゼルビアにサイバーエージェント様、湘南ベルマーレにライザップ様と、続々と新たな新興企業がご縁をいただくような形になりました。政府がスポーツを産業に15兆円規模になっているビジョンを掲げていますが、サッカーも一つの投資の対象になっていると実感しています。いわゆる転売して売却価値を上げていくような投資対象としての価値よりは、Jリーグの理念に共感・共鳴していただき、育てていただくような投資をしてくださる皆様だと認識しております。win-winの関係が築けるようなリーグになりつつあるのかなと思います。

Q:二点質問があります。
?先程お話のあった2020年東京オリンピック中の中断については、協議中でしょうか。それとも、ある程度、方針が固まっている状態なのか、状況を教えてください。
?審判委員会のブリーフィングで、誤審やその後の処置についての問題に関して話がありました。
その中で、小川 佳実審判委員長から、「審判委員会で決められることではないのですが、ビデオ判定(VAR)の前倒しを考えていかないといけない」など言及がありました。以前の理事会では2021年の導入ということで話をされていましたが、前倒しとなると来年度になってしまいます。そうした前倒しの検討はされているのでしょうか。物理的にも可能でしょうか?

A:村井チェアマン
?2020年のスケジュール全体の確定は11月くらいになります。機関決定として、スケジュールが決定する作業は、そのタイミングになります。J1からJ3まで、すべて競技を中断するという大きな意志決定ですので、11月の決定に向けた協議をしていくステータスとご理解ください。意志としてはJFA田嶋会長、リーグは私、競技会の主要会場の問題もあり、メダルを獲りに行くために、最強チームを結成できるように、いろいろな角度から考えても、それが最善だと思っています。

?レフェリングをめぐる問題に関しては、多くのサッカーファン、メディア関係者の皆様にも今後の対応・対処について懸念があると思います。VARがすべてを解決する施策だとは認識しておりませんが、一つの審判のレベルアップ、審判団のコミュニケーションをサポートするツールとしてVARが有効であることは否定できません。導入時期に関しては前倒しできないか、協議しています。以前、2021年からと申し上げましたが、FIFAに基づく手順に沿ってのトレーニングは、当初の21年導入で想定していますが、想像以上にトレーニングが進んでいる状況と聞いています。いくつかまだ残っていますが、場合によっては2020年からJ1においてはできる可能性がございます。J1のリーグ戦すべてとするのか、カップ戦も含めてとするのか、アディショナルアシスタントレフェリー(AAR)の併用や比較検討をしていくのか、さまざまな詳細については詰めないといけないことですが、VARをJ1において導入することを視野に入れた議論を本日もしております。

Q:東京五輪では、スタジアム以外にもクラブハウスや練習場に関して使われたりするケースもあると思います。Jリーグとして、組織委員会に要望を出したりすることはありますか?

A:フットボール本部長・黒田
特段の要望というよりは、組織委員会とは密に連絡を取りながら、関係するクラブも一緒に話をしています。組織委員会、リーグ、クラブ、スタジアム、施設管理者の皆さんとは1年以上前から協議を開始しておりますので、連携を取りながら対応している状況です。

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