【フットサル第7節/名古屋×すみだ】勝ち点で並ぶ名古屋に2-15で大敗……。「この敗戦をいかに糧にするかが大事」(すみだ 須賀雄大監督)

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【軍記ひろし】

6月30日(日)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 共同開催名古屋ラウンドの3日目が武田テバオーシャンアリーナで行われ、フウガドールすみだは名古屋オーシャンズに2-15で敗れた。

今シーズン、5勝1敗で名古屋と勝ち点で並ぶすみだだったが、主導権は名古屋に握られ前半8分に失点。すると、9分にセットプレーから追加点を奪われ10分にもショートカウンターからさらに失点。11分、14分にも立て続けに失点を重ねてスコアは0-5で前半が終了する。

すぐにでも点がほしいすみだだったが、開始52秒にボールを奪われ失点。さらに23分の間に2失点を喫し0-8。27分にも失点を重ね9点差とされるが直後に丹羽修斗がハーフウェー付近でボールを奪い、GKとの1対1を制して一矢報いる。しかしその後2失点を重ねるが37分にセグンドで詰めていた岡村康平がシュートの軌道を変えてゴール。

残り4分半を切ったところでパワープレーを始めたが、カウンターとパワープレー返しで4失点。気づけばスコアは2-15。リーグ最多となる13点差での敗戦となってしまった。

最後まで声を出してくれたサポーターに感謝しています

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

──試合を振り返って。


改めて名古屋オーシャンズを尊敬しなければいけない、そういうゲームだったと思っています。自分たちのやるべきことは名古屋オーシャンズに勝つことだけでなく、リーグ戦に向けて立て直していくこと。次回名古屋と対戦するまでにしっかりと修正して挑んでいきたいです。

──ここまで点差が開くと勝ちにいくことも難しいと思います。試合中、どういうプランで戦っていこうという話をしましたか?

まさしくその部分は非常に難しいところ。勝ちに向かうというのはもちろん忘れずにですけど、やはりこのゲームを前半が終わった時点で自分たちの糧にしていくかを考えなければいけない。トーナメントではなくてリーグ戦なので、後半全てパワープレーをするという選択もなきにしもあらずですが、前半ああいうスコアになってしまったということを回収したい。なぜそうなったかというのを後半もピッチに立って自分たちで体感して、それを糧にすることも考えていました。

パワープレーメンバーに入っていた選手が直前のトレーニングでケガをしてしまったということもありパワープレーを選択することが難しい状況だったというのもありますがやはり一つひとつの質を高めていかなければ、たどり着けない境地に名古屋オーシャンズはいる。

今日は若い選手に関してはこういう環境で相手とやることに慣れていない選手もいたので思いっ切ってそういう選手たちがピッチで躍動するところにフォーカスして勝ちに向かって試合をしました。その中でこういうスコアになってしまったのは非常に残念ですけど、ここでこの敗戦をいかに糧にするかが大事。サポーターは最後まで声を出してくれて非常に感謝しています。サポーターに応えていくためにも、次の試合に向けて切り替えていくだけと思っています。そして今日得た感覚を選手に忘れずにトレーニングからまた激しくやっていきたいと思います。

諸江剣語(フウガドールすみだ)

──試合を振り返って。


思いっきりぶつかった結果なので、大事なのはずるずる引きづらないで、次の試合に向けてしっかり切り替えて、胸張っていきたいと思います。
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