【フットサル 第6節/名古屋×北海道】6点差つけられたが最後に意地の2発を決める!「次節への光が少し見えた」(北海道 小野寺隆彦監督)

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【軍記ひろし】

6月29日(土)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 共同開催名古屋ラウンドの2日目が開催されエスポラーダ北海道は名古屋オーシャンズに2-6で敗れた。

北海道にとって2日目となったこの試合だったが、試合は開始2分に先制ゴールを許してしまう。11分にも失点を喫してしまい主導権を握られた展開になるが前半は0-2で終了。

2点ビハインドの後半、カウンターで名古屋のゴールをこじ開けようとするが24分にも失点。パワープレーでチャンスメイクを量産するが33分、34分にも失点を重ね6点差に。

それでも負けじとパワープレーで攻めた結果、残り1分11秒に楔のパスを受けた高山剛寛がシュートを叩き込んで1点返すと残り47秒に十川祐樹が追加点を決めて試合終了。2-6で敗れた北海道はリーグ5連敗となった。

3試合連続無得点からの解放

小野寺隆彦監督(エスポラーダ北海道)

──試合を振り返って。


ここ数試合、得点が取れてい厳しい状況でしたけど、選手たちも後半の最後の最後に久しぶりに得点を取ってくれて、次節への光が少し見えたと感じています。ただゲームは防戦一方でしたし、カウンターの精度も悪く、フィニッシュで終われないことが多々あり課題が多いと受け止めています。ですがここ3試合ゴールなかったところから得点が入ったことで選手の顔つきが変わり、人間らしく喜べるところで喜んでくれた。次はホームゲームなので気持ちを切り替えて勝ち点をなんとか1でも3でも取れるように食らいついていきたいなと思っています。

──ゴールが生まれない中、チームを変えるためにも監督としてアプローチしたことは?

(ゴールが生まれなかった要因として)メンタル的なことが大きかった。チームを12年率いてきましたが久しぶりに怒らせてもらいましたし、「こんなことでどうするんだ」と喝を入れました。だからと言って「投げっぱなしジャーマン」ではないですけど、大事にしなければいけないファミリーとしての輪もあるのでフォローも入れつつ選手を前向きにポジティブに向かせていこうと。

ただ、隣にいる水上に点が生まれることがチームにとって一番いいと思います。キャプテンになっていろんな責任を背負いながら戦っていることも事実。いろんなプレッシャーを感じていつもより足が重たかったり入れられれるところで入れられれなかったりというところも出た。最後は失速するのではなく右肩上がりでゴールするために早めに課題がぶつかっているので今年は去年とは違う。僕自身も前向きにいきたい。

──パワープレーののGKを前日と変えたのはなぜでしょうか?

単純に、堀米が一番早く(ベンチに)戻って来れるところでした。仕掛けなければいけないのでサイドにいる堀米と練習していない中で変化をさせるためにチェンジをしました。

水上玄太(エスポラーダ北海道)

──試合を振り返って。


今日は名古屋を相手に先制点が大事になると思っていましたが自分たちのミスで失点してしまいゲームが壊れる可能性もありましたがチーム一丸でなんとか食い止めました。そこで早めに1点を返せれば良かったのですが、失点を重ねてしまいチャンスも決めれずそこは今後の課題。ここ数試合得点がありませんでしたが最後はパワープレーでゴールを奪えてここで呪縛から解放ではないですけど、選手みんなが考えすぎていましたされた。次節から思い切って攻撃を仕掛けていきたいです。

──無得点の試合が続いていますがそれを改善するためには何が必要になりますか?

昨日の試合が終わって、3試合無得点で、それまではチャンスがないわけではなかったので「いずれ入るだろう」という気持ちでいました。昨日、試合が終わって今日の試合までにみんなで話し合いました。ピッチの中では厳しい声を飛ばすことも大事ですけど、試合の中ではポジティブな声を心がけて思い切ってプレーをしていこうと。それが良かったかはわからないですけど得点に結びつきましたし。うちは個で打開するのではなくチームで戦う集団なので今後もみんなで助け合ってゴールを奪って、ゴールを守っていきたいです。
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