【フットサル第6節/長野×すみだ】開幕6連敗、6試合43失点と苦しい状況にも「想定内」(長野 横澤直樹監督)

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【軍記ひろし】

6月29日(土)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 共同開催名古屋ラウンドの2日目が武田テバオーシャンアリーナで行われ、ボアルース長野はフウガドールすみだと対戦し、3-6で敗れた。

ここまで5試合を終えて未勝利の長野。立ち上がりは勢いに乗って攻め込むが、2分に失点。それでも10分に左サイドで粘りを見せた松永翔の折り返しを、ゴール前でフリーとなっていた西巻広直が押し込んで同点に。12分に勝ち越しを許した長野だったが、前半終了間際に深江晃好の浮き球のパスから、塩浜ヒデキが滑り込みながら押し込み、前半は2-2の同点で終えた。

追いついた長野だが、自分たちのミスから後半最初の得点も相手に与えてしまう。しかし23分、北原健治がパス交換から中央を突破してそのままネットを揺らして3度目の同点とする。しかし25分に4点目を奪われると、そこからは徐々に差を引き離されて、終わってみれば3-6で敗戦。開幕6試合で6連敗、失点も「43」と厳しい現実を突きつけられる結果となった。

敗戦もチームは進化をしている

横澤直樹監督(ボアルース長野)

──試合を振り返って。


初のセントラルで試合ができたことに対して感謝の気持ちを示したいと思います。選手たちも感謝の気持ち持ってプレーしてくれました。その気持ちを忘れずに戦ってくれたのは素晴らしいことです。

試合に関しては、ボアルースとしてF1で6試合目でしたが、今日は接戦となった試合を見せられて、とても進化しているとなと。それが個人的な、親心ではないですが気持ちが出ていた試合だったと思います。

負けて素晴らしいとか、よかった、進化したとかは言い訳にしか聞こえないですが、昇格したチームが少しずつ勝負できるような進化をできています。それはサポーターとも共有していて、その成長をもっと発展させて、初勝利を早く奪えるかどうか。

ここまで負けてはいますが、楽しみにしている状況です。明日も仙台戦がありますが、早く初勝利が欲しいので、明日ももう一度今日の試合を修正して立ち向かいたいと思っています。

──手応えを感じたようですが、この6試合では失点が目立つ。その中でチーム内の雰囲気は?

リーグ戦で得失点差は重要です。できるだけ失点を避けたいところですが、その失点をしている中でもチームとして機能するようになってきたと思います。負けていても(チームの戦いぶりに)望みがある、やれることがあるなと。

ここまではできたという手応えがありますし、そこの期待感は選手にもあります。初勝利を目指しているので、心が折れることはないです。また、長野県のチームを代表して、みんなが長野県を背負って戦っています。折れずに、めげずに、常に戦っています。

──簡単に勝てる舞台ではないとわかっていたと思うが、そこから6試合を終えての理想と現実は?

想定内です。あくまでも、我々の今シーズンの目標はF1定着です。F2を戦ってきたチームがF1でどれくらいポテンシャルがあるか。そこを冷静に分析すると力の差はあります。ただ、その中でも成長速度は早まってきたという手応えです。

第2クール、第3クールではそれ(手応え)を勝利に結びつけたいです。現時点では想定内の状況です。

西巻広直(ボアルース長野)

──試合を振り返って。


チーム的にも個人的に悔しい試合でした。ただ、チームとしては失点してもすぐに追いついて、途中までは食らいついていけたのは成長だと思います。その中で、最後のところで、力の差が出たのかなと。

そこをしっかり修正して、確認して、明日の仙台戦に向けて切り替えて、全力で勝利に向かって挑んどければと思います。
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