【フットサル第5節/大阪×北海道】苦しみながらも大阪が今季4勝目。「失点を0に抑えたことはポジティブに捉えています」(大阪 比嘉リカルド監督)

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【軍記ひろし】

6月23日(日)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第5節、シュライカー大阪vsエスポラーダ北海道が武田テバオーシャンアリーナで行われ1-0で勝利を手にした。

現在、3勝1分でリーグ2位の大阪は、攻撃的なフットサルで主導権を握る。すると前半12分に加藤未渚実とのコンビネーションからアルトゥールがゴールネットを揺らして先制。1点リードで試合を折り返す。

前半戦同様、主導権を握る大阪だったがあと一歩のところでゴールが決まらないなどして得点が遠い。36分には5ファウルを溜めてしまうと37分にパワープレーを始められてしまう。苦しい状況になったが、最後は粘り勝ち。これで勝ち点を13に伸ばした。

むっ視点のゲームは今季初

比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)

──試合を振り返って。


最初からリズムを作って攻撃しましたがシュートまでいけませんでした。前半の途中からリズムを作って、ボールを持っていないところの動き出しで自分たちのリズムになれました。先制点も取れましたが、自分たちの攻撃終わってからの切り替えが遅くなって危ないシーンがありました。自分たちにもボールを奪ってゴールを決めるチャンスがありましたが点を取れなかったのはもったいない。やはり点を取らなければシーズンの最後に困りますからね(笑)。勝つか追いつかれるかになってしまった後半戦になってしまいましたが、失点を0に抑えたことはポジティブに捉えています。

──選手を1人ずつ変えていて、試合中のメンバー交代が印象的でしたがその意図は?

バランスを取りたかったからです。同じレベルの選手が12人いたら3セットでいきたいのですが、ベテランと若い選手(の関係)があるから試合の状況に応じて相手のペースになったら(ゲームを落ち着かせるために)ベテランを使う。あとは左利きが被らないようにうまく考えながら変えました。たまに考えていても3人被るときもありますけど(笑)。そうやって試合の状況を見ながら判断しています。

田村友貴(シュライカー大阪)

──試合を振り返って。


監督も言ったように0失点で抑えた試合は今シーズン初めてです。攻撃に関してはもっと修正していかないところがあります。ですが守備においてはみんな集中してチームのコンセプトを体現できた結果、0に抑えることができました。そこはポジティブに捉えてもいいかと思います。
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