【サーフィン】人工サーフィン施設でのCT第8戦は『サーフランチプロ』から『Freashwater Pro』に名称変更

チーム・協会

【PHOTO: © WSL】

昨年、11度の世界チャンピオンであるケリー・スレーターが約10年を費やして完成させた人工サーフィン施設「サーフランチ」を舞台に、サーフィンチャンピオンシップツアー(CT)の第8戦『Surf Ranch Pro』が初めて開催された。

カリフォルニア内陸部の「LEMOORE」に建設されたこのウェーブプールの設備は波だけではなく、プロスポーツのアリーナとしても整えられ、フォーマットも含めて今までのCTイベントとは全く違う形でイベントが進行。「全てがほぼ同じ波というものもどうなのか?」という批判があったのは確かだが、世界トップのサーフィンショーとしては大成功だった。

今年も『Surf Ranch Pro』は9月19日〜21日のスケジュールで組まれていたが、イベントが始まる数ヶ月前に『Freshwater Pro』と名称が変更。イベントの概要も発表された。

観戦チケット

【PHOTO: © WSL】

『Freshwater Pro』のチケットはすでに公式サイトで販売が開始されており、一般入場は21日のファイナルデイのみで55ドル。10歳以下の子供は大人1名につき2名まで無料。

499ドルのVIPチケットを購入すれば20日、21日の両日で観戦可能プラス選手と交流可能なVIPデッキのアクセスや、その他多くの特典がある。

更に特別な『SURF RANCH EXPERIENCE』というチケットはVIPにプラスしてサーフランチでのサーフィンが可能になる。但し、5,499ドルとサーフィンコンテストでは超高額。

もちろん、日本からも購入可能なので、興味がある方は公式サイトにアクセスしてみては?

コンサート

ザ・ラカンターズ PHOTO: © WSL 【PHOTO: © WSL】

21日のファイナルデイの夜にはコンサートが行われる。

出演はジャック・ホワイト、ブレンダン・ベンソン、ジャック・ローレンス、パトリック・キーラーによるアメリカのオルタナティブロックバンド、『ザ・ラカンターズ』
デビューアルバムにも収録されている「Steady, As She Goes」は大ヒット、グラミー賞にもノミネートされた。

『ザ・ラカンターズ』は2008年以来、3作目となるアルバム「Help Me Stranger」を今年6月21日にリリース。

UNDERCOVERのデザイナーである高橋盾が率いるUNDERCOVER PRODUCTIONがMVを制作、日本で撮影されたことも話題になった。

試合形式とスケジュール

昨年4位に入った五十嵐カノア PHOTO: © WSL/Rowland 【PHOTO: © WSL/Rowland】

『Freshwater Pro』はウィメンズの第7戦、メンズの第8戦。

ウェーブプールという特性上、特別なフォーマットを使用する。
基本的には昨年同様だが、細かい部分に変更がある。

ラウンド1
メンズ36名、ウィメンズ18名がライト2本、レフト2本、合計4本の波に乗り、ライト1本、レフト1本のトータルスコア順にメンズ24名、ウィメンズ18名がラウンドアップ。

ラウンド2
ライト1本、レフト1本、合計2本の波に乗り、トータルスコア順にメンズ8名、ウィメンズ4名が決勝戦進出。

決勝戦
ライト2本、レフト2本、合計4本の波に乗り、ライト1本、レフト1本のトータルスコアでランキングが決定。
なお、ラウンド2でハイスコアを出した選手は特別に2本の波が加算される。

スケジュール
9月19日がR1。この日は一般開放がされずライブ中継のみ。
9月20日はR1の残りとR2。
9月21日はR2の残りとファイナル、夜にコンサートが行われる。
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