【フットサル 第4節/名古屋×町田】名古屋に大敗も若手の成長を感じる。「チームにエネルギーを与えてくれる」(町田 ルイス・ベルナット監督)

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【軍記ひろし】

6月16日(日)にFリーグ2019/2020 ディビジョン1第4節が行われ、ペスカドーラ町田はアウェイで名古屋オーシャンズと対戦。1−8で敗れてしまった。

試合は名古屋に押し込まれる展開となり、開始9分に町田が先制点を決められてしまう。さらに10分にも失点を重ね2点差に。14分には町田が主導権を握り名古屋のゴールへ迫ったがネットを揺らせず17分にも失点。18分にクレパウジ・ヴィニシウスがゴールネットを揺らして一時、2点差とするが残り1.5秒に4失点目を喫し、1−4で前半戦が終了する。

3点を追う展開となった町田だったが、後半開始から2分に失点。32分に2失点してスコアは1−7。残り6分を切ったところでGK・小野寺優介と滝田学を交代させパワープレーを開始。チャンスを演出したがゴールは決まらず、36分にパワープレー返しを決められてしまい試合終了。2試合合計で15失点し、連敗となってしまった。

変わらないといけないシーズン

ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。


自分たちのチームはオプションもありましたし可能性は感じました。ディフェンス面に関してももオフェンス面に関しても、ちょっとしたミスからこういった結果を招いてしまった。まず、対戦相手が強豪チームというのは頭に入っていました。決定力のあるとても強いチームです。

そういったチームと対戦していろいろな点でケアをして一つひとつ成長していくことも今回の試合で感じました。今日は新たに若手(倉科亮佑)が町田でデビューしてくれました。若手が少しずつ成長していることは、チームとしてもプラスです。

こういった皆さんのサポートや一人ひとりのチームの運営でにいつも感激を受けています。一人ひとりのオーガナイズに監督として満足しています。今日、ピッチに立った選手は全力を尽くしてくれました。サポーターのみなさんの力もあって戦い抜いている彼らなりの答えを探していき、今後も戦い抜いていきたいと思います。

──オーシャンカップ以降に登録された若手が登場しましたが、彼らに何を求めていて彼らの評価は?

彼らの日々の成長は監督としても素晴らしいと感じています。今の練習の中でベテラン勢と若手勢に分けて競争し、その中でも若手がのびのびできています。そのためにもベテラン勢は一つひとつの部分で若手を受け入れる姿勢が整っています。そういったところでベテラン勢も若手勢に苦戦する部分も見えてきている。そう言った部分でも若手が成長していると日頃感じています。

彼らにとって一つひとつが初めてのピッチ、初めての環境です。新しく環境を変えていくチームにもいい影響で、若手選手が持ち上げてくれているなと感じています。一つの例として、試合前のロッカールームでも話しましたが先週0−5で負けている試合に関し、(二井岡嵩登選手が)1点を返しました。それがベテランの選手なら喜びを表せなかったと思いますが若手選手は一つのゴール、一つひとつが大事になります。

そういう気持ちがチームにもいい影響を与えてくれています。彼にとってのゴールがとても貴重なもので、そういった喜び一つひとつがチームにエネルギーを与えてくれている。このように新しい選手が入ることで、チーム自体も新しく変わっていると感じています。

滝田学(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。


監督が言ったとおりです。ですが1-8という点差だと何も信じてもらえないかもしれないですけど、僕らにもオプションががあった試合だったと思います。変わらないといけないシーズンですけど、そうやって変わろうとしている姿勢を常に見せ続けていると自覚してやっています。それでも今日みたいな結果は、全くもっておもしろくないですけど、勝てると思ってやっています。優勝するつもりでやっていく姿勢は見せられるかと思います。
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