千葉ロッテマリーンズがまたまた王者福岡ソフトバンクホークスに勝利し、ゲーム差を２・５ゲームまで縮めた。５月１２日の試合は序盤４点のビハインドがあったがベンチには焦りはまったく感じられなかった。ジワリジワリと得点を重ね、ついに七回に逆転に成功するとその後は盤石のリリーフ陣がホークス打線を封じた。力の差を証明するかのような王者の風格漂う堂々たる野球で３カード連続で福岡ソフトバンク戦の勝ち越しを決め、これで通算成績は７勝２敗とした。

　井口資仁監督は「打線もチャンスをものにして、今日はいい形で投打が噛み合った試合だった。接戦をものにできるようになってきたし、カードを勝ち越すことができたことは大きい」とニヤリ。してやったりの表情だ。

　５月に入りエンジン全開の千葉ロッテマリーンズは今月７勝４敗。１位の福岡ソフトバンクとの勢いの差は歴然で今週中にも首位浮上を狙う。故障者続出のライバル球団たちと比べ、投打ともに充実し弱点らしき弱点が見つからない千葉ロッテマリーンズ。もう誰も止められない。令和元年の優勝を掲げる千葉ロッテマリーンズが独走態勢に入りつつある。