■国内男子ゴルフ開幕戦「東建ホームメイトカップ（4月18日―21日、三重県・東建多度カントリークラブ・名古屋）」

　18日に始まった国内男子開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、いよいよ20日に決勝ラウンドに突入。前日2日目の19日には予選カットが行われ、通算1アンダー、60位タイまでの68人（アマ2人）が決勝ラウンドに進出した。
　3日目の土曜日からは成績順にスタート順が組まれる。スコアを叩いた選手は“裏街道”と呼ばれるインコースの10番から出ていくが、そこで優勝争いにも匹敵する注目を集めたのが昨年の賞金王と“タイガー・スター”の豪華ペアリング。
　今平周吾と同組対決を繰り広げた韓国の崔虎星（チェホソン）は昨年、その独特なスイングがSNSで世界中に拡散、大ブレークした45歳のベテラン。
　フィニッシュで足を激しく蹴り上げる変則スイングを一目見ようとこの日もたくさんの人が詰めかけ、ティーグラウンドの回りでは“虎さんショット”を真似する熱心なファンの姿も。
　今週は、従来のラッキーカラーのオレンジに加えて必ず赤のウェアや小物をあしらい前日の2日目は、全身真っ赤なコスチュームで目立っていた。
　開催前の火、水曜日にはコースでファンやお世話になった関係者にスイングポーズのイラストがあしらわれたオリジナルグッズを配り歩いていたそうで、手に入れた人はみな大喜び。
　まだまだ今年も虎さんブームは続きそうだ。