U-18 Jリーグ選抜が先制も土壇場で日本高校サッカー選抜が追いつきドロー【サマリー:NEXT GENERATION MATCH】

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2月16日、U-18 Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜による「NEXT GENERATION MATCH」が埼玉スタジアム2002で行われ、1-1の引き分けに終わった。

先に主導権を握ったのは、日本高校サッカー選抜。背番号10を背負う西川 潤が持ち込んでCKを得ると、武田 英寿のCKからバスケス バイロンがシュートを放つ。GKが正面で抑えて得点には至らなかったが、高校選手権を制した青森山田高のホットラインから、最初のチャンスを創出した。

「ちょっと慣れない部分もあったんですけど、積極的にやろうと心がけました。このチームは年上の選手がよくコミュニケーションを取ってくれたので、やりやすかったです」と2年生ながらインサイドハーフとしてフル出場した武田は話している。

U-18 Jリーグ選抜もすぐさま反撃に転じる。松本 凪生と土肥 航大を中心にボールを回し、右サイドの松田 詠太郎に展開。横浜F・マリノスユースのMFは獲得したCKを自ら入れたが、DFに弾かれた。試合が動いたのは前半11分。U-18 Jリーグ選抜の松田がうちに切れ込んでシュートを放ち、再びCKを獲得する。山田 楓喜のキックを櫻川 ソロモンが得意のヘディングを合わせて、先制ゴールを奪った。

「マークが外れたので、来たボールをしっかり決めるだけでした。こういう大きな舞台で決めることができてよかったです」と長身ストライカーは試合後に喜んだ。

その後は一進一退の展開が続き、日本高校サッカー選抜のバスケス バイロンや西川がシュートを撃ち、U-18 Jリーグ選抜は櫻川や山田、松田が遠目から狙ったが、どちらもゴールには至らなかった。

後半開始時には、U-18 Jリーグ選抜が3選手、日本高校サッカー選抜が2選手を変更。そのうちのひとり、U-18 Jリーグ選抜のブラウン ノア 賢信が後半15分にチャンスを迎えたが、シュートはDFにブロックされた。

終盤には日本高校サッカー選抜がリズムをつかみ、アディショナルタイムに左サイドから西川がエリア内にカットインしてシュート。「事故が起こればいいな」と思ったという本人の望みどおり、ボールはDFに当たり、最後はバスケス バイロンが押し込んで同点ゴールを奪った。

「選手権で優勝した舞台に再び立つことをすごく楽しみにしていました。得点できたのは、チームメイトみんなが最後まで諦めなかったからだと思います」とバスケス バイロンは喜んだ。
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