第18戦 シンガポール GP
10/5(Sun)21:00スタート
終了 決勝 ラップ: 62 /62
天気:曇り
気温:29.4°C
路面状況:ドライ
路面温度:33.6°C
第18戦シンガポールGP決勝は日本時間21時スタートです。
シンガポールGPは2008年にF1初のナイトレースとして登場。夜間開催ながらときには気温30度を越える暑さが特徴です。今回はヒートレースが宣言され、全車にドライバー冷却システム搭載が義務付けられました(使用は任意)
舞台となるマリーナベイ・ストリート・サーキットの全長は4.927km。市街地コースらしく中低速コーナーが連続し、ストレートの短い特徴的な低速コース。コース幅とエスケープゾーンの狭さによるセーフティカー出動率の高さが勝負にどう影響するでしょうか。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレート、ターン5~7間の高速セクション、ターン13~14間のストレート、ターン14後~16間の高速セクション、全4カ所に設定されています。
天候は曇り、路面は概ねドライですが、事前の雨で濡れている部分があり、レコノサンス・ラップは多くのマシンがインターミディエイト・タイヤで行っていました。気温29度、路面温度34度。
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がレコノサンス・ラップで規定外のスタート練習を行った疑いで記録。
昨日の予選は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が好走を見せ、1分29秒158のコースレコードでポールポジションを獲得しました。
2番グリッドはコンマ182秒差のフェルスタッペン。ここシンガポールはフェルスタッペンが勝ったことのない数少ないサーキットです。
3番手はポイントリーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。4番手にキミ・アントネッリ(メルセデス)。
5番手が逆転チャンピオンを狙うランド・ノリス(マクラーレン)。6番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)。
7番手がシャルル・ルクレール(フェラーリ)、8番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、9番手オリバー・ベアマン(ハース)、10番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
11番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ステーク)、12番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手が日本の角田裕毅(レッドブル)、14番手ガブリエル・ボルトレート(ステーク)。
15番手にランス・ストロール(アストンマーティン)、16番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)、17番手エステバン・オコン(ハース)。
カルロス・サインツ(ウィリアムズ)とアルボンは、車両のDRSに規定違反が見つかり予選失格処分。最後尾の18番手、19番グリッドへ降格となりました。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)はパーツ交換のためピットスタートです。
また、角田ら何台かがQ2で黄旗走行違反があったか調査されていましたが、お咎めなしとなっています。
以上、20台が出走します。決勝は62周で争われます。
昨年のシンガポールGPは、ポールポジションのノリスが独走でポール・トゥ・ウィン。2位フェルスタッペン、3位ピアストリという結果でした。
過去のシンガポールGPでは、ハミルトンが4回、アロンソが2回、サインツとノリスが1回の優勝を飾っています。
アルボンのレコノサンス・ラップでの規定違反疑いはレース後の調査となっています。
コース上ではシンガポール国歌の演奏が始まりました。
レース中の降水確率は30%。
メルセデスの2台は、ノーズを外して何らかの作業を行っています。
各ドライバーがマシンに乗り込みます。
タイヤは、上位勢ではフェルスタッペンだけがソフト。ラッセル、ピアストリ、アントネッリ、ノリス、ルクレールはミディアム。角田もソフトを選択。アルボンがハードを履いています。
ラッセルを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
アルボンもピットスタートとなっています。
ラッセルがストレートに戻ってきました。各車がグリッドに着きます。
スタート!
ラッセルが好スタートを切り、トップを守ってターン1へ。
ノリスがターン3でピアストリのインを突いて3番手へ。
アントネッリが6番手まで後退。
角田は16番手にポジションを落としています。
先頭はラッセル。1秒差でフェルスタッペン、そのコンマ7秒後方にノリス。
ピアストリはスタート直後のノリスとの接触でフロントウィングの一部を壊しているようです。
角田はオコンに抜かれて17番手へ。
ラッセルがファステストラップ。
ハジャーとベアマンのバトルについて記録されていましたが、お咎めなし。
ノリスとピアストリの接触について記録。
先頭はラッセル。2秒差でフェルスタッペン。そのコンマ8秒後方にノリス。
ノリスとピアストリの接触についてはお咎めなし。
5番手ルクレールの背後にアントネッリが接近。
先頭はラッセル。2番手フェルスタッペンとの差は2秒8まで拡大。
アントネッリが5番手ルクレールを追い上げています。コンマ8秒差。
ラッセルが再びファステストラップ。
イエローフラッグ。
トラッククリア。イエロー解除。
先頭はラッセル。3秒8離れてフェルスタッペン。その2秒後方にノリス。
17番手の角田はオコンを1秒以内差で追走していますが、なかなか抜くまでには至りません。
先頭ラッセルとフェルスタッペンの差は4秒3に。
2番手フェルスタッペンの後方からノリスが接近傾向。1秒5差。
ラッセルとフェルスタッペンの差は5秒まで拡大。
8番手アロンソの後方からハジャーが接近中。
先頭はラッセル。5秒6離れてフェルスタッペン。その1秒6後方にノリス。
6番手アントネッリのペースが落ち、後方からハミルトンが接近。
アロンソの背後、ハジャーがコンマ6秒差まで肉薄。
6番手争いはアントネッリがハミルトンを一旦突き放し、1秒5差に拡大。
2番手フェルスタッペンの背後へノリスが接近。1秒3差。
ボルトレート、角田がピットイン。
ボルトレートはフロントウィングを壊していて交換します。
角田はルーティンのタイヤ交換だけで出て行きます。ハードタイヤ装着。
コラピントがピットイン。
ノリスはマシン右側をウォールに掠ったようですが、ハイペースでフェルスタッペンの追走を続けています。
先頭はラッセル。8秒離れてフェルスタッペン。さらに1秒1差でノリス。
ノリスがフェルスタッペンを追い上げますが、フェルスタッペンもDRS圏内への接近を許しません。
角田は19番手走行中。1分36秒台の好タイムを出しています。
フェルスタッペンとノリスの差が1秒に接近。
先頭はラッセル。9秒離れてフェルスタッペン。その1秒後方にノリス。
2番手フェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンはタイヤ交換して7番手でコース復帰。
先頭はラッセル。10秒離れてノリス。その4秒後方にピアストリ。
9番手ハジャーがピットイン。
ピットアウトしたハジャーとコラピントがターン2でバトルに。ハジャーが押し切って前に出ます。
4番手ルクレールがピットイン。
アウトラップのルクレールがヒュルケンベルグを抜いて9番手浮上。
先頭はラッセル、9秒5離れてノリス。その4秒後方にピアストリ。
角田が18番手コラピントの1秒以内差まで接近。
9番手ベアマンがピットイン。
フェルスタッペンがファステストラップ。
5番手ハミルトンがピットイン。
先頭のラッセルがピットイン。
アントネッリがピットイン。
ラッセルはピアストリとフェルスタッペンの間、3番手で復帰。
ヒュルケンベルグがピットイン。
先頭のノリスがピットイン。
ノリスはフェルスタッペンの後ろの4番手で復帰。
ピアストリがピットイン。
ピアストリはややタイヤ交換に手間取りました。ポジション的には変わらず4番手で復帰。
アロンソがピットイン。作業に手間取りポジションを落としたか。
先頭はラッセル。3秒7離れてフェルスタッペン。その4秒7後方にノリス。
15番手アロンソがボトルネックとなり、背後からコラピント、角田、ヒュルケンベルグが接近。
ルクレールにアントネッリが接近。後方から仕掛けます。
角田は17番手。前のコラピントとバトルを続けていますが、なかなか抜けません。
先頭はラッセル。3秒7差でフェルスタッペン。その4秒4後方にノリス。
オコンがピットイン。
ホームストレートでアントネッリがルクレールの背後を狙うも前には出れません。
15番手争い、コラピント、角田、ヒュルケンベルグが三つ巴バトルに。
先頭はラッセル。3秒2差でフェルスタッペン。その4秒5後方にノリス。
先頭ラッセルとフェルスタッペンの差が2秒9に短縮。
先頭はラッセル。2秒8差でフェルスタッペン。その4秒5後方にノリス。
角田は16番手。前のコラピントとコンマ9秒差。
先頭はラッセル。4秒7差でフェルスタッペン。フェルスタッペンはオーバーシュートがあり。差が拡大しています。
ハジャーとアロンソが13番手争いバトル。ターン3でアロンソが前に出ます。
先頭はラッセル。5秒離れてフェルスタッペン。その1秒7後方にノリス。
2番手フェルスタッペンにノリスが接近。1秒6差です。
ステイアウトしていた9番手ストロールがピットイン。
フェルスタッペンとノリスは1秒4まで接近。
角田は15番手走行中。依然コラピントを僅差で追っています。
先頭はラッセル。4秒7差でフェルスタッペン。その1秒6後方にノリス。
2番手フェルスタッペンとノリスの差が2秒5に拡大しています。
先頭ラッセルとフェルスタッペンの差は4秒2に短縮。
角田がコラピントをかわして14番手へ。
アロンソとアルボンがタイヤスモークを上げる激しいバトル。
アルボンがピットイン。
先頭はラッセル。3秒7差でフェルスタッペン。その1秒6後方にノリス。
ヒュルケンベルグがターン7でスピン。すぐにコース復帰。
フェルスタッペンがバックマーカー処理の間にノリスが1秒1差まで接近。
フェルスタッペンとノリスの差はコンマ7秒まで接近。
ノリスがDRSゾーンでフェルスタッペンに肉薄。
先頭はラッセル、4秒9差でフェルスタッペン。
周回遅れのガスリーがフェルスタッペン、ノリスに道を譲ります。
角田は13番手走行中。前のハジャーと2秒差。
フェルスタッペンが周回遅れコラピントをかわし、ようやくバックマーカー処理が一段落。
先頭はラッセル。6秒差でフェルスタッペン。その1秒後方にノリス。
ハミルトンがファステストラップ。
3番手ノリスがフェルスタッペンに迫ります。コンマ7秒差。
ステイアウトしていたローソンがピットイン。これでステイアウトはサインツ1人。
角田は12番手。9番手サインツから角田まで行列になっています。
先頭のラッセルがサインツ渋滞に接近。
サインツがピットイン。
先頭はラッセル。4秒離れてフェルスタッペン。そのコンマ7秒後方にノリス。
ノリスがフェルスタッペンに仕掛けましたがフェルスタッペン防戦。
周回遅れの角田がフェルスタッペンとノリスに譲ります。
先頭はラッセル。5秒6差でフェルスタッペン。その1秒以内差でノリス。
アントネッリがルクレールをパスして5番手浮上。
フェルスタッペンとノリスの2番手バトルの間に、4番手ピアストリが3秒3差とやや接近。
ハミルトンがルクレールの前に出て6番手へ。
10番手ハジャーがフェルスタッペンとノリスに譲ります。
角田は11番手。後方からサインツが急速に差を縮めてきています。
先頭はラッセル。6秒差でフェルスタッペン。さらにコンマ6秒差でノリス。
サインツが角田の背後へ接近。
サインツが角田の前に出ます。角田12番手。
5番手アントネッリの背後にソフトタイヤのハミルトンが接近。もうすぐDRS圏内。
3番手ノリスとピアストリの差は2秒7。
サインツが10番手ハジャーに接近。
サインツがハジャーをパス。10番手へ。
3番手ノリスとピアストリの差が2秒まで接近。
残り2周。
先頭はラッセル。5秒6差でフェルスタッペン。さらにコンマ6秒差でノリス。
ルクレールがハミルトンをかわして6番手へ。
ファイナルラップ。先頭ラッセルとフェルスタッペンの差は5秒5。
フェルスタッペンとノリスの2番手バトルが続きます。
ラッセルがトップでチェッカー!
フェルスタッペンが2位を守ってチェッカー。ノリスが3位。
全車チェッカー。角田は12位でした。
シンガポールGPの優勝はラッセル。ポールポジションから安定感のある速さを見せつけ、見事なポール・トゥ・ウィンを飾りました。
2位は5秒430差でフェルスタッペン。3位は件名の追走が及ばなかったノリス。
4位にピアストリ、5位アントネッリ、6位ルクレール。
7位でチェッカーを受けたのはハミルトンでしたが、トラックリミット違反のためレース後調査となっています。8位にアロンソ、9位ベアマン、10位サインツ。
以上10人がポイント獲得です。
角田はスタートからポジションを1つ上げ、トップから1周遅れの12位という結果でした。
完走20台のレースでした。
第19戦アメリカGPは17日に開幕。日本時間19日2時(18日26時)からスプリントが行われ、その後の6時から予選が行われます。決勝は日本時間20日4時スタート。残り6戦となり、ポイントリーダーのピアストリとノリスは22ポイント差となっています。スプリントポイントはチャンピオン争いにどんな影響をもたらすでしょうか。熱いバトルに期待しましょう。