第7戦 エミリアロマーニャ GP
5/18(Sun)22:00スタート
終了 決勝 ラップ: 63 /63
天気:ほぼ晴れ
気温:23.6°C
路面状況:ドライ
路面温度:38.7°C
第7戦エミリアロマーニャGP決勝は日本時間22時スタートです。
舞台はイタリアのボローニャ近郊にあるイモラ・サーキット。エミリアロマーニャGP自体は2020年から開催され(2023年は豪雨災害のため中止)、今回が5回目ですが、1980年から2006年まではここでイタリアGP、サンマリノGPが行われていました。サーキット正式名にエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリと冠せられている通り、フェラーリのホームコースでもあります。
コース全長は4.909km。短かめのストレートとシケインや中低速コーナーが連続する典型的なストップ・アンド・ゴー・タイプのサーキット。抜きどころが少なく、複合コーナーを縁石を使って抜ける繊細なマシンコントロールが攻略の鍵となります。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、ホームストレートからターン2(タンブレロ・シケイン)手前まで、1カ所に設定されています。
昨日の予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分14秒670のタイムを出し、今季3回目のポールポジションを獲得。ピアストリは今回、FP1、FP2でトップ、FP3で2位と好調ぶりを見せつけています。
2番グリッドはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。流石の集中力とマシンコントロールでピアストリとコンマ034秒差まで迫っています。
3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、4番手にノリス。
5番手にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、6番手はカルロス・サインツ(ウィリアムズ)。ヨーロッパに戻り、アストンマーティンとウィリアムズが調子を上げています。
7番手アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、8番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、9番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、10番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)。
11番手がシャルル・ルクレール(フェラーリ)、12番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)。フェラーリ勢はまさかの両車Q2敗退でした。
13番手にキミ・アントネッリ(メルセデス)、14番手ガブリエル・ボルトレート(ステーク)、15番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、16番手がリザーブから昇格して今季初出場のフランコ・コラピント(アルピーヌ)。
17番手がニコ・ヒュルケンベルグ(ステーク)、18番手エステバン・オコン(ハース)、19番手オリバー・ベアマン(ハース)。
そして、日本の角田裕毅(レッドブル)は予選Q1で大きなクラッシュをしてQ1敗退の20番手扱い。マシン修復とともにパーツ変更を行ったためピットレーンスタートとなります。全20台が出走です。
昨年のエミリアロマーニャGPは、ポールポジション発進のフェルスタッペンがノリスの猛追を受けながらも抑え切ってポール・トゥ・ウィン。2位ノリス、3位ルクレールという結果でした。
過去のエミリアロマーニャGPではフェルスタッペンが3勝、ハミルトンが1勝。
天候は晴れ、路面はドライ。気温24度、路面温度46度。決勝は63周で争われます。
コース上ではイタリア国歌演奏が始まりました。
レース中の降水確率は20%。
予選上位勢はミディアムタイヤを装着。ハミルトン、アントネッリ、ヒュルケンベルグ、ベアマン、角田がハードを選択しました。
ピアストリを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
各車がグリッドに着きます。
スタート!
2番手フェルスタッペンがターン2でピアストリをアウトからパス。そのままサイド・バイ・サイドの攻防を制し、トップに立ちました。
先頭フェルスタッペン、以下ピアストリ、ラッセル、ノリス。
ルクレールが10番手浮上。
オコンがピットイン。
DRS使用可能になりました。
ハミルトンが12番手アントネッリの背後から隙を狙っています。
ルクレールとの競り合いからガスリーがコースオフ。ガスリーは14番手まで後退。
先頭はフェルスタッペン。1秒5遅れてピアストリ
ルクレールが8番手ストロールの直後に迫っています。
先頭はフェルスタッペン。ピアストリとは1秒5差。その2秒後方にラッセル。
ピアストリがファステストラップ。
フェルスタッペンがファステストラップ更新。
3番手争い。ラッセルの背後からノリスが迫ります。
5番手争い、アロンソとサインツも接近戦が続いています。
ノリスがターン5でラッセルに仕掛けるも抜けず、一旦引きます。
タンブレロでノリスが再び仕掛ける。しかし、ラッセルもブロックラインで防戦。
先頭はフェルスタッペン。2秒離れてピアストリ。その6秒後方にラッセル。
ターン5でノリスがラッセルをパス。3番手浮上。
ラッセル、サインツがピットイン。
タイヤ交換して出て行ったラッセル。16番手でコース復帰。
アロンソがピットイン。
先頭はフェルスタッペン。2秒6離れてピアストリ。
2番手ピアストリがピットイン。
ピアストリはやや作業に手間取る。
先頭はフェルスタッペン。10秒離れた2番手がノリス。
ストロールがピットイン。
先頭はフェルスタッペン。2番手ノリスは10秒後方。フェルスタッペンとタイヤ交換を済ませたピアストリの差は31秒。
まだタイヤ交換していない10番手角田の後方コンマ5秒まで11番手ピアストリが接近。
DRSを使い、ピアストリがターン2で角田をパス。
先頭はフェルスタッペン。9秒8後方にノリス。フェルスタッペンとピアストリの差は32秒。
ピアストリ、コラピントを抜いて8番手へ。
ステイアウトの角田の後方からルクレールが接近。
ルクレールが角田をパスして11番手浮上。
先頭はフェルスタッペン。9秒7後方にノリス。フェルスタッペンとピアストリの差は34秒。
ピアストリがヒュルケンベルグを抜いて7番手へ。
コラピントがピットイン。
ルクレールがベアマンを抜き9番手へ。
11番手角田の背後にラッセルが接近。
ラッセルはリア足回りに不調があると訴えているようです。
先頭はフェルスタッペン。9秒1離れてノリス。フェルスタッペンとピアストリの差は32秒。
5番手アントネッリに後方からハミルトンが肉薄。
そのすぐ後方に7番手ピアストリ。
ラッセルが角田を抜き、11番手へ。
ピアストリがハミルトンをパス。6番手に。
ピアストリがアントネッリを抜いて5番手浮上。
先頭はフェルスタッペン。9秒7離れてノリス。フェルスタッペンとピアストリの差は33秒。
ピアストリがハジャーを抜いて4番手へ。
ノリスが最初のピットイン。
オコンがストップ。イエローが出ました。
VSC(バーチャルセーフティーカー)が出ます。
このタイミングにフェルスタッペンがピットイン。
2番手アルボンもピットイン。
アントネッリ、ハジャー、ハミルトン、ルクレール、角田、サインツと続々ピットへ。
VSC中。先頭はフェルスタッペン。23秒離れてピアストリ。その4秒後方にノリス。
角田は14番手で復帰しています。
ピアストリがピットイン。
2回目のタイヤ交換を済ませたピアストリは4番手で復帰。
VSC終了。競争再開です。
先頭はフェルスタッペン。20秒離れてノリス。その6秒後方にアルボン。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ベアマンがピットイン。
ノリスがファステストラップ更新。
先頭はフェルスタッペン。19秒後方にノリス。
角田とサインツの競り合いでの接触について記録。
角田とサインツの接触についてはお咎めなし。
ラッセルがストロールを抜いて10番手へ。
ハミルトンがファステストラップ。
ハミルトンは5番手ハジャーに接近。
ターン2でハミルトンがハジャーをかわして5番手浮上。
ラッセルはアロンソも抜いて9番手へ。
先頭はフェルスタッペン。18秒離れてノリス。その10秒後方にアルボン。
7番手アントネッリの背後にルクレールが肉薄。
ルクレールがアントネッリをパス。7番手へ。
4番手ピアストリが3番手アルボンに1秒強差まで接近。
ピアストリはアルボンのすぐ背後まで接近。
角田がストロールを抜いて13番手へ。
ピアストリがタンブレロでアルボンの前へ。3番手浮上。
アルボンのイエローフラッグ時の走行について記録されていましたが、お咎めなしの裁定。
先頭はフェルスタッペン。18秒離れてノリス。その13秒後方にピアストリ。
ルクレールがハジャーをかわして6番手へ。
13番手角田がアロンソの背後に迫っています。
サインツがヒュルケンベルグをかわして10番手へ。
角田もDRSゾーンでアロンソをパス。12番手浮上。
先頭はフェルスタッペン。18秒離れてノリス。その14秒後方にピアストリ。
15番手コラピントに、ペースの速い後方のガスリーとポジション入れ替えのチームオーダー。
アントネッリがコースオフ。
アントネッリはマシントラブルで自らマシンを止めたか? イエローフラッグが出ます。
セーフティカーが出ます。
フェルスタッペンがピットイン。タイヤ交換します。
ノリスもピットイン。
ハミルトン、ハジャーがピットイン。
アントネッリはマシンを降り、歩いてピットへ向かっています。
アロンソ、ストロールもピットイン。
4番手アルボンがピットイン。
セーフティカー走行中。フェルスタッペン、ピアストリ、ノリス、ルクレール、アルボン、ラッセルの序列。角田は11番手。
アントネッリのマシンの移動作業が続いています。
セーフティカー走行中。先頭はフェルスタッペン。周回遅れのベアマンを挟んで2番手ピアストリ。3番手ノリス。
ピアストリは19周走行済のタイヤ。一方、ノリスは交換したばかりです。
セーフティカー走行中。フェルスタッペンの後ろを走っていた周回遅れのベアマンを前に出します。
角田は現在11番手。前はヒュルケンベルグ、後ろはガスリー。
この周回でセーフティカー終了です。
先頭はフェルスタッペン。以下ピアストリ、ノリス、ルクレール、アルボン。
フェルスタッペンがスピードを抑えて牽制。
再スタート!
ルクレールがタンブレロでノリスのインを狙う。抜くまでには至りません。
今度は5番手アルボンがルクレールを攻撃。
角田、ヒュルケンベルグをかわして10番手浮上。
ノリスとアルボンのセーフティカー中の走行について記録。
先頭はフェルスタッペン。2秒離れてピアストリ。その1秒後方にノリス。
ノリスとアルボンの件はお咎めなし。
3番手ノリスがピアストリの直後まで接近。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ハミルトンがラッセルをパスして6番手へ。
ノリスがピアストリを抜いて2番手へ。
ルクレールとアルボンの4番手バトルも続いています。
先頭フェルスタッペンと2番手ノリスの差は5秒。
フェルスタッペンがファステストラップ。
アルボンがタンブレロでルクレールに仕掛けるも、ルクレールが防戦。
4番手バトル、アルボンがルクレールとの競り合いでコースオフ。この間にハミルトンが5番手へ。
先頭はフェルスタッペン。6秒離れノリス。
ルクレールとアルボンのバトルについて記録。
ハミルトンがルクレールに代わって4番手へ。
残り2周。先頭はフェルスタッペン。
5番手争いでアルボンが再びルクレールに挑む。しかし、前には出れません。
角田の背後にアロンソが迫っています。
ファイナルラップ。
アルボンがルクレールをパスして5番手へ。
フェルスタッペンが先頭でチェッカー! 今季2勝目。
2位ノリス、3位ピアストリ。
角田も10位でチェッカー。
エミリアロマーニャGPの優勝はフェルスタッペン。2番グリッドからスタート直後のターン2でピアストリをかわし、そこからはトップを譲らず今季2回目の優勝を手にしました。
6秒109差の2位にノリス。3位にピアストリという結果になりました。
4位にハミルトン、5位アルボン、6位ルクレール。
7位ラッセル、8位サインツ、9位ハジャー。
ピットスタートから、うまくセーフティカーのタイミングを見極めてポジションを上げた角田が10位。ここまで10台がポイント獲得です。
完走18台のレースでした。
第8戦モナコGPは5月23日に開幕。予選が日本時間24日23時から行われ、決勝は日本時間25日22時スタートです。美しい市街地コースで行われる伝統のレース。フェルスタッペン、ピアストリ、ノリスの三つ巴のタイトル争いは、どのような展開を迎えるでしょうか。期待しましょう。