【ボートレース甲子園の見どころ】「郷土への想い」が育む「夢と希望」が闘志の源泉

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 どの世界にも「象徴としての地」がある。高校野球なら誰もが甲子園を挙げるだろう。大正13年に完成した甲子園球場は第10回大会から使用されてきた。完全に都道府県ごと(東京、北海道は各2校)になったのは、昭和53年の第60回大会から。地方大会の優勝旗が深紅につくりかえられるようになったのもこの年だという。

 そんな深紅の御旗がボートレース界にも存在する。高校野球のそれと同じ西陣織の大優勝旗だ。これこそが、地区代表を誇りとする勇者の栄誉である。

 今年の「全国ボートレース甲子園」は第3回大会。四国まるがめが舞台だ。SG7冠の大ベテラン西島義則(島根代表)から、デビュー6年目の中山将太(富山県代表・25歳)までメンバーは幅広い。

 さらに女子レーサーは平山智加(香川県代表)、藤崎小百合(鹿児島県代表)、平高奈菜(愛媛県代表)の3名だ。いずれも男性レーサーと互角の戦いが演じられる。

 また、ボートレース場のない地域からは若手やビッグレースの経験が浅い選手が参加する傾向にある。例えば、新潟県代表の金子和之(34歳)と北海道代表の門間雄大(30歳)にとって、「全国ボートレース甲子園」はひのき舞台である。

 強豪を多く輩出する「レース場のある地域」の代表に立ち向かうとき、必携の武器は「夢と希望」にほかならない。「第3回全国ボートレース甲子園」は、大番狂わせ実現の絶好の舞台であるのだ。高校野球がそうであるように、勝負に絶対はない。だからこそ、期待と願いはとどまらず、全国各地から集まるのだ。

<了>

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