プロ野球12球団合同トライアウト

12月7日

取材協力:室井昌也

2020/12/7 10:00

新庄は3打数1安打 日本ハム宮台ら好投でアピール

総括

トライアウト4打席目でレフト前にヒットを放った新庄【写真は共同】

プロ野球の12球団合同トライアウトが7日、都内で行われ、来季のプレーを目指す57選手が参加した。トライアウトは1ボール1ストライクからのシート打撃形式で行われ、投手1人につき3人の打者と対戦する形式で行われた。

2006年以来15年ぶりのプロ野球復帰を目指して参加した48歳・新庄剛志(元北海道日本ハム)。3打席目まで音無しだったが、走者一、二塁で迎えた第4打席でレフト前へのタイムリーヒットを放ち、3打数1安打と結果を残した。

その他の野手では、ヤクルトを戦力外になった田代将太郎が2安打と気を吐いたほか、2011年阪神ドラ1の伊藤隼太は田原誠次(巨人)から右中間を破るツーベースを放った。

投手で目立ったのは、今季限りで日本ハムを戦力外になった東大出身の左腕・宮台康平。140キロを超えるストレートと変化球を織り交ぜながら、打者3人を三者三振に抑えてネット裏に集まった各球団の編成担当者へアピールした。中日を戦力外になった伊藤準規も藤井亮太(ヤクルト)、白崎浩之(オリックス)、田上健一(元阪神)という1軍経験豊富な選手から三振を奪い、実力健在ぶりを見せつけた。

このトライアウトは一般ファンには非公開だったものの、12球団のスカウトら関係者40人と、その他32の野球団体、チームの関係者51人が来場。また選手の家族など150人がグラウンドを見つめた。

ウォーミングアップ

  • 各選手がグラウンドへ

    気温10℃。快晴のもと参加選手が外野のフィールドでのウォーミングアップを終え、一塁側ベンチへと集まった。

  • シートノックスタート

    シートノックスタート。新庄はサードのポジションでノックを受ける。新庄は日本ハムのホームユニフォーム姿。背番号1。
    新庄は平岡敬人、高野圭佑、吉田侑樹、ジュリアスと対戦予定。

シート打撃午前の部

  • 藤井皓哉(広島)が登板

    トライアウトはシート打撃形式で、0アウト1ボール1ストライクから実施される。

    日暮矢麻人(ソフトバンク):空振り三振。

    小山翔平(巨人):ストライク、ファールからの3球目を空振り三振。

    堀内汰門(ソフトバンク):ボール、2球目を打ってショートゴロ。

  • 平岡敬人(広島)がマウンドへ

    松本京志郎(楽天):ライト線へファール、ボール、一塁側ファール、ショートゴロアウト。

    新庄剛志(元日本ハム):初球を打ってセカンドへのショートバウンドのゴロ。全力疾走もアウト。

    吉川大幾(巨人):3球連続ボールで四球。

  • 大藏彰人(中日)が登板

    飛雄馬(DeNA):初球打ちでショートゴロ。

    中村和希(楽天):ボール、空振り、空振りで三振。

    加藤脩平(巨人):ボール、ボール、ストライク、空振りで三振。

  • 今季はBC富山でプレー、山本雅士(元中日)が登板

    耀飛(楽天):ボールからの2球目を打ってライト前ヒット。

    田代将太郎(ヤクルト):初球はバックネットへファール、ボール、一塁線ファール、一塁側スタンドファール、5球目空振り三振。

    日暮矢麻人(ソフトバンク):空振り、ボール、3球目を見逃して三振。

  • 伊藤準規(中日)が登板

    藤井亮太(ヤクルト):空振り、空振りで三振。

    白崎浩之(オリックス):ストライク、空振りで三振。

    田上健一(元阪神):ボール、外角バックネットへファール、高めの変化球につられて空振り三振。

  • 小熊凌祐(中日)が登板

    折下光輝(巨人):外角空振り、外角ボール、外角外れてボール、外角高めを引っ張ってレフトフライ。

    伊藤隼太(阪神):変化球空振り、内角変化球がワンバウンドでボール、ファールバックネットへ、内角ワンバウンドでボール、高めを叩いて一塁側スタンドへファール、高めセカンドが深く下がってフライをキャッチ。アウト。

    村上海斗(巨人):高めボール、変化球を空振り、最後は外角をカーブ、ギリギリいっぱい見逃し三振。

  • 木村敏靖(楽天)が登板

    広畑塁(巨人):外角外れてボール、内角ボール、外角カットしてファール、外低めカットしてファール、外角ボールで四球

    黒羽根利規(日本ハム):ボール、高めつられて空振り、一塁側スタンドファール、サードにショートバウンドのゴロ、5-4-3で併殺。

    永江恭平(西武):初球ファーストゴロ。ファーストがそのままベースに入ってアウト。

  • 由規(楽天)がマウンドへ

    フェルナンド(楽天):ストレート外ボール146キロ、外角バックネットへファール146キロ、外角高めをスイング、ポール際にスタンドイン。148キロ。

    田城飛翔(ソフトバンク):空振り、内角への変化球が足に当たる死球。

    大本将吾(ソフトバンク):一塁線ボテボテのファール、外角低めボール、変化球で見逃し三振。

  • 高野圭佑(阪神)がマウンドへ

    松本京志郎(楽天):内角変化球空振り、内角すくい上げてキャッチャーへのファールフライ。

    新庄剛志(元日本ハム):球場外からの女性の声援も聞こえる。外角ボール、外角ワンバウンドボール、高めボールで四球。

    吉川大幾(巨人):高めをたたいて、センター前に落ちるヒット。

  • 福永春吾(阪神)がマウンドへ

    加藤脩平(巨人):バックネットへファール、バックネットへファール、外角変化球に空振り三振。

    飛雄馬(DeNA):高めをバックネット裏スタンドへファール、外高めを一塁側スタンドファール、三塁線ボテボテのファール、最後は投手後方へのフライをサードがつかんでアウト。

    中村和希(楽天):ショートの頭をライナーで超えるヒット。

  • 東明大貴(オリックス)が登板

    堀内汰門(ソフトバンク):外角低めの大きく外れるボール、内角胸元へのボール、外角の変化球ボールで四球。

    小山翔平(巨人):変化球低めでボール、外角を一塁側スタンドへのファール、外角低めボール、一塁側スタンドへのファール、低めボールで四球。

    松本京志郎(楽天):外角外れてボール、内角低めの変化球ストライク、高め止めたバットにボールが当たりファール、低めをとらえるもセンターフライでアウト。

  • 松田遼馬(ソフトバンク)が登板

    日暮矢麻人(ソフトバンク):変化球をファール、外角に空振り三振。

    耀飛(楽天):外角でストライク、変化球を一塁側スタンドへファール、高め打ち上げて三塁側スタンドへファール、変化球を打って三塁線のサードゴロアウト。

    田代将太郎(ヤクルト):低めのボール、低めのボール、一二塁間を緩いライナーで運ぶヒット。

  • 小澤怜史(ソフトバンク)が登板

    伊藤隼太(阪神):外角大きく外れてボール、外角バックネットへファール、低めの変化球にバットが止まってボール、外角のボールに手が出て空振り三振。

    村上海斗(巨人):外角ボール、高めいっぱいストライク、外角ボール、外角変化球で空振り三振。

    折下光輝(巨人):ボール、内角低めストライク、一塁側スタンドにライナーでファール、高めを一塁側スタンドにファール、変化球を振らされて空振り三振。

  • 野澤佑斗(ソフトバンク)が登板

    田城飛翔(ソフトバンク):外角に外れてボール、2球続けて外れてボール、外角いっぱいストライク、内角を打ってセカンド後方のフライ、セカンドが深く追ってアウト。

    大本将吾(ソフトバンク):内角ボール、内角同じコース2球続けてボール、一塁側スタンドへファール、変化球を見逃し三振。

    フェルナンド(楽天):外角ボール、外角変化球ボール、内角ボールで四球。

  • 渡辺健史(ソフトバンク)が登板

    永江恭平(西武):ボール、外角いっぱいストライク、外角を打ってショートゴロでアウト。

    黒羽根利規(日本ハム):ショートゴロアウト。

    広畑塁(巨人):空振り、三塁側スタンドへのファール、内角変化球ボール、高め変化球で空振り三振。

  • 今季はBC栃木でプレーした坂田将人(元ソフトバンク)が登板

    田上健一(元阪神):内角ボール、外角低めボール、外角低めが外れてボールで四球。

    藤井亮太(ヤクルト):外角低め外れてボール、外角低め入ってストライク、(ランナースタート)一塁側へのファール、変化球に空振り三振。

    白崎浩之(オリックス):一塁側スタンドへのファール、高く上がったフライをマウンド後方でサードがキャッチ。アウト。

  • 濱矢廣大(DeNA)が登板

    中村和希(楽天):外角ボール、変化球低めに決まってストライク、三塁側スタンドファール、外角高めボール、低めカットしてバックネットへファール、変化球を三塁側スタンドへファール、最後は外角ボールで四球。

    加藤脩平(巨人):変化球ボール、高めボール、外角外れてボールで四球。

    飛雄馬(DeNA):外角高めに外れてボール、変化球が決まってストライク、内角足元に死球。

  • 古村徹(DeNA)が登板

    田代将太郎(ヤクルト):ストライク、高めをさばいてレフト前にヒット

    日暮矢麻人(ソフトバンク):三塁側スタンドへのファール、外角ボール、変化球ボール、変化球を見逃し三振。

    耀飛(楽天):高め外れてボール、一塁側スタンドへのファール、一塁側スタンドへのファール、外角をライト線へ運ぶもファール、一塁側ブルペン横へファール、(ランナースタート)詰まった打球はライト前へのヒット。

    午前の部はここで終了。12時40分から再開予定。

シート打撃午後の部

  • 吉田侑樹(日本ハム)が登板

    トライアウトはシート打撃形式で、0アウト1ボール1ストライクから実施される。

    無風であたたかな日差し。気温は開始当初から上がって15度に。

    新庄剛志(元日本ハム):初球145キロストライク、2球目143キロを二塁ベース寄りのセカンドゴロ、アウト。

    吉川大幾(巨人):外角低めボール、ライトフライでアウト。

    松本京志郎(楽天):ボール、一塁線ボテボテのゴロファール、低めボール、変化球空振り三振。

  • 宮台康平(日本ハム)が登板

    一塁側ベンチ前では打席を控えた打者たちが素振りを繰り返している。

    堀内汰門(ソフトバンク):低めボール、外角いっぱいストライク、変化球で空振り三振。

    小山翔平(巨人):バックネットへファール、変化球に合わせ三塁線へのゴロ、ファール、外角いっぱいで見逃し三振。

    中村和希(楽天):外角ボール、低めストライク、外へ逃げる変化球に空振り三振。

  • 野田昇吾(西武)が登板

    大本将吾(ソフトバンク):内角高め、ファースト後方のセカンドフライ、アウト。

    フェルナンド(楽天):外角ボール、2球目を打って高く上がったファーストフライ、アウト

    田城飛翔(ソフトバンク):内角ボール、外角低めストライク、高めバックネットへファール、ファールチップ、カットしてファール、うまく合わせてセンター前のヒット。

  • 内竜也(ロッテ)が登板

    黒羽根利規(日本ハム):外角ボール、内角低めボール、二塁ベース寄りのショートゴロ、アウト。

    永江恭平(西武):外角ストライク、低めワンバウンドボール、変化球振らされて空振り三振。

    広畑塁(巨人):高め空振り、外角外れてボール、低めボール、バックネットへファール、ファースト正面のゴロ。そのままベースに入ってアウト。

  • 渡邉啓太 (ロッテ)が登板

    バックネット裏の建物の影がバッターボックスまで伸びる。

    田上健一(元阪神):高めをバックネットへファール、変化球に空振り三振。

    藤井亮太(ヤクルト):ボール、高め三塁側ベンチの屋根へファール。キャッチャー懸命に追うもおよばず。次の球を打ってショートゴロアウト。

    新庄剛志が一塁の守備につく。

    白崎浩之(オリックス):空振り、外角ワンバウンドボール、レフトポール際へファール、空振り三振。

  • 田原誠次(巨人)が登板

    村上海斗(巨人):バックネットへファール、三塁側スタンドへファール、変化球を空振り三振。

    伊藤隼太(阪神):初球を右中間へ。フェンスへワンバウンドでぶつかる二塁打。

    折下光輝(巨人):内角を詰まらされてファール、外角ボール、見逃し三振。

  • 宮國椋丞(巨人)が登板

    小山翔平(巨人):外角変化球ボール、高め打ち上げてバックネット裏へファール、高めボール、セカンドフライでアウト。

    吉川大幾(巨人):三塁線ファール、次の外角のストレートに手が出て空振り三振。

    堀内汰門(ソフトバンク):ボール、外低めの変化球に空振り、外角をカットして一塁側スタンドにファール、外角をおっつけてセンター前ヒット。

  • 藤岡貴裕(巨人)が登板

    耀飛(楽天):一塁側スタンドへファール、外角空振り三振。

    田代将太郎(ヤクルト):内角ファール、2球目を打って左中間前よりのフライ。センターが捕ってアウト。

    日暮矢麻人(ソフトバンク):変化球ストライク、低め空振り三振。

  • 近藤一樹(ヤクルト)が登板

    加藤脩平(巨人):高めバックネットへファール、三塁側スタンドへファール、低めを見逃してボール、低め変化球もボール、最後は外角で空振り三振。

    飛雄馬(DeNA):初球右中間へのライトフライ、アウト。

    中村和希(楽天):内角変化球でボール、高め直球を空振りで空振り三振。

  • ジュリアス(ヤクルト)が登板

    吉川大幾(巨人):三塁側スタンドにライナーでファール、内角高めボール、高めボール、内角低めボール、四球。

    松本京志郎(楽天):外角変化球ボール、ボール。ランナースタートし盗塁成功。真ん中高めストライク、外角変化球外れてボール、四球。

    新庄剛志(元日本ハム):初球138キロを一塁側スタンドにファール。2球目、126キロの変化球に合わせてレフト前へ。二塁走者がかえってタイムリーヒット。

  • 風張蓮(ヤクルト)が登板

    藤井亮太(ヤクルト):145キロ空振り、145キロ外のボールに手が出て空振り三振。

    白崎浩之(オリックス):一塁ベンチ前のファールフライ、アウト。

    田上健一(元阪神):149キロ空振り、一塁側ゴロでファール、レフト線へ切れるファール、内角146キロボール、最後は138キロ変化球で空振り三振。

  • 山田大樹(ヤクルト)が登板

    伊藤隼太(阪神):内角ボール、2球目を打ってファーストファールフライ、アウト。

    折下光輝(巨人):一塁側グラウンドに転がるファール、内角低めボール、外角低めに振らされて空振り三振。

    村上海斗(巨人):外角高めボール、外角変化球ボール、一塁側スタンドへファール、最後は外角低めボールで四球。

  • 田川賢吾(ヤクルト)が登板

    永江恭平(西武):内角ストライク、外角で空振り三振。

    広畑塁(巨人):142キロストライク、145キロで見逃し三振。

    黒羽根利規(日本ハム):145キロバックネットへファール、外角低めボール、最後は148キロ空振り三振。

  • 高井俊(巨人)が登板

    フェルナンド(楽天):147キロをレフト線へのフライ。レフト必死に追うもファール。センターフライでアウト。

    田城飛翔(ソフトバンク):外角148キロ空振り、外角146キロショートゴロ、アウト。

    大本将吾(ソフトバンク):外角145キロボール、真ん中ストライク、最後は147キロを打ち上げてサードフライ、アウト。

  • 山上信吾(巨人)が登板

    最後は四球で打数の少ない選手が打席へ。

    加藤脩平(巨人):高め大きく外れてボール、ボール、高め外れて四球。

    飛雄馬(DeNA):キャッチャー後ろへのゴロでのファール、高めを打って浅いセンターフライ、アウト。

    田城飛翔(ソフトバンク):外角外れてボール、レフトブルペンへのファール、レフトはグラブに収めるも落球しマウンドで転倒、内角の変化球に空振り三振。

    以上で終了。参加者は一塁側ベンチ前へ集まる。

参加選手

【巨人】
投手:田原誠次、高井俊、山上信吾、宮國椋丞、藤岡貴裕
捕手:広畑塁、小山翔平
内野手:吉川大幾、折下光輝
外野手村上海斗、加藤脩平

【阪神】
投手:福永春吾、高野圭佑
外野手:伊藤隼太

【中日】
投手:小熊凌祐、伊藤準規、大藏彰人

【DeNA】
投手:濱矢廣大、古村徹
内野手:飛雄馬

【広島】
投手:藤井皓哉、平岡敬人

【ヤクルト】
投手:山田大樹、風張蓮、田川賢吾、近藤一樹、ジュリアス
内野手:藤井亮太
外野手:田代将太郎

【ソフトバンク】
投手:小澤怜史、野澤佑斗、渡辺健史、松田遼馬
捕手:堀内汰門
外野手:大本将吾、田城飛翔、日暮矢麻人

【ロッテ】
投手:内竜也、渡邉啓太

【西武】
投手:野田昇吾
内野手:永江恭平

【楽天】
投手:由規、木村敏靖
内野手:松本京志郎
外野手:フェルナンド、耀飛、中村和希

【日本ハム】
投手:宮台康平、吉田侑樹
捕手:黒羽根利規

【オリックス】
投手:東明大貴
内野手:白崎浩之

【今季NPB外】
投手:坂田将人(元ソフトバンク)、山本雅士(元中日)
外野手:新庄剛志(元日本ハム)、田上健一(元阪神)

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